4: 話を聞いてくれる
女性の話を全力で聞く。「うんうん」と相槌も打つ。愚痴も聞く。どうでもいい話もきちんと聞く。女性をよく見て「いつもと違うね」とファッションやヘアスタイルをほめる……。これらも男性が自分を優しく見せるテクニックだそう。
しかし女性からすれば「聞いてくれた」ことが重要なのです。
これも男性としては自分の優しさをアピールするテクニックとして使用することが多いようです。
では、本物の優しさとは?
優しさは内面からにじみ出るものなのですが、定義されてないのでよくわからないですよね。
しかし、これまで紹介したパターンの場合は優しさというよりエスコートやテクニック。エスコートは「いい男を演出する」の意味合いがありますが女性はこれを優しさと思いがちです。
男性たちに、自分が本当の優しさを向ける瞬間は? と聞いたところ、「知らない人ばかりのところで行う善行」「自分になにも得にならない、赤の他人にしてあげる行動」という答えが返ってきました。
相手のとって「なんの得にもならない」と思われつつも手助けされる状況は少ないものです。
結局のところ日常的なシチュエーションでは“自分に向けるエスコートや演出”のことを優しさと思うのが女性なのかも。
この反応であなたへの本意を見破ろう!
では男性による本当の優しさはどのようなところにあらわれるのでしょうか?
その場合、以下のような反応をチェックしてみましょう。
- あなたが失敗したときの反応。「ぶつかって相手にケガをさせてしまった」「仕事を間違ってしまい社内で問題になっている」と、大失敗をした風に男性に告げてみます。
- 病気やケガの反応。「病院に通うので、当分会えない」と言ってみます。
男性はどんな反応と対応をするでしょうか。いつものように「力になるよ」と言うでしょうか。
無視したり「なんだよそれー」と言ったり、「知らないよ」と逃げたり「俺関係ないよね」とひとごとになったり、「じゃ治ったらまた連絡してね」と放っておく宣言だったり……。
そういった場合は、いわゆるエスコート、うわべの親切さを見せつつも、あまり本当の優しさをあなたに向けてくれていない可能性があります。
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結局のところ、これらの優しさがうわべのテクニックだとしても何も問題ありません。
あなたを心から大事に扱い、「彼女の幸せな気持ちで自分も幸せになる」と思っている男性なら言うことなしでしょう。
まずは、自分自身が相手にとって「優しさを向けたい相手かどうか」をきちんと見極めてみましょう。