[第6回]宮澤佐江、休業から再始動へ。2019年を振り返りと2020年に向けて。1年前とは「生き方」を変えた年（2/8） - 宮澤佐江「ミラチャイ☆」連載

2019年ラストの更新は、休業から再始動に至った、佐江ちゃんの2019年を振り返ります。1年前とは「生き方」を変えた今年の収穫、そして2020年の抱負とは? また、舞台『ウエスト・サイド・ストーリー』出演に向けて通った、初めてのバレエレッスンのこともお聞きします。

違った! 「身体の重心の使い方」というのかな? それを習っている感じです。背中も意識して、ずっと胸を張っていないといけないし。お尻も基本的にずっと力を入れていなきゃいけないんです。

こんなに身体が痛くなる??

って、いうくらい痛くなっちゃて、大変だった〜〜。反動で、ストリートとかヒップホップをガンガンに踊りたくなっちゃって。もちろん、2時間あるバレエレッスンの間は集中しているんですが、ふと、集中が途切れたときに、

ああ…、ガンガンに踊るやつやりたいわ〜

って、思ったりしてました（笑）

－－元々、AKB48の頃は、ガンガン踊っていたから!

かっこいい曲とか、楽曲によってはそうですね。

振り付けも好きですけど、ヘッドセット（頭部に装着する小型のマイク）で、両手と両足を使ってガンガンに踊るのも好きだったな。でも、初めてのバレエレッスンを体験して、やっぱり“レッスンっていいな”と思いました。

ダンスはやっぱり好きなので、お休み中、何回か“レッスンに行きたいな”と思っていたんです。でも、私はどうしても「初めの一歩」がダメで。“周りからどう思われるんだろう”って、気になっちゃって。

だからお休み中も、ダンスレッスンに行けないまま終わってしまいました。でも今は、前にもお話したとおり、いい意味で「恥をかくことを、恥ずかしがらず、へっちゃらと思える」くらい、オープンな気持ちを持てるようになったから。

これを意識できるようになったので、バレエレッスンのときも、人前で怒られたり、注意されたりしても、“私が思っているほど、皆は私のことをどうも思ってないな”って、自分で自分に言い聞かせられるようになりました（笑）

本当は、人前で怒られたり、注意されたりするのは、内心ではすごくイヤなんです。だけど、この1年で「恥をかくことは、恥ずかしいことじゃない」って、思えるようになった。

これはお休み中の「大きな収穫」だったと思います。

－－経験があると、「できないことを、恥ずかしいと思ってしまう」ことがありますよね。