いわゆるセフレのような、体だけ求める遊びの関係を持っていた女性に対して、「本命の彼女になってほしい」と思う瞬間。

それは、慣れたつながりだからこそ生まれた新鮮さであったり、改めて相手の良さに気づく出来事があったり、気持ちが大きく変わるタイミングは意外と近くに潜んでいるものです。

男性が「体だけの関係だった女性」を本気で好きになる瞬間とは、どんなものなのでしょうか。

女性に「本命の愛情」を覚えるのはこんな瞬間

1.体調を崩したときに一生懸命看病してくれて

「今の彼女は、実はセフレとして会っていた女性です。

最初は体だけの関係で満足していて、特にプライベートまで関わる気はなかったのですが、俺が風邪を引いて寝込んだときに一番に来てくれたのが彼女で、一生懸命看病してくれました。

『彼女じゃないのにそこまでしてくれなくていいよ』

と言ったら

『彼女とか関係ないよ。放っておけないから』

とあっさり言う笑顔を見たときに好きになりましたね。

寝込んでいるときにもちろんアレはしなかったけど、“なしでも会っている”時間が不思議と居心地が良くて、元気になったときに俺から告白しました。

彼女は前から俺に恋愛感情を持っていてくれたそうで、今は普通にラブラブなカップルとして過ごせるのが幸せです」(28歳/営業)

恋人じゃなければ、相手の具合が悪いときにわざわざ看病に出向く必要はないのかもしれません。

でも、どんなつながりかにこだわらず純粋に心配して来てくれる彼女の姿に、男性は愛情を感じたそう。

体だけでなく心の距離も近い相手だと、こんなきっかけで恋に発展することもあるのですね。

2.トラウマを乗り越えられる女性だった

「特に理想が高いとは思わないけれど、以前付き合った女性がヒステリー気味で大声で怒鳴ることが多くて、それがトラウマになって彼女ができずにいました。

なかなか本気になれる女性がいなくて、でもひとりは寂しいのでマッチングアプリで出会った女性と体だけの関係を持っていたのですが、普段は優しくて丁寧なLINEを返してくれるところが好きで。

過去のトラウマの話をしたら、

『ヒステリーを起こしても許してもらえるって思うから甘えたんだろうね。

つらかったのに、よく頑張ったね』

と言ってくれて、すごくうれしかったです。

でも、セフレから始まった関係なのでなかなか本命になってとは言い出せず、自信がなくてちょっと距離を空けたら相手が離れていこうとして。

腹をくくって『付き合ってほしい』と言ったら快くOKをくれて、いまは彼女として側にいてくれるので幸せです」(30歳/公務員)

トラウマから次に進めない男性。セフレとして遊べる女性がいたけれど、思い切って打ち明けたら言葉をもらえて、恋に落ちました。

「体の関係が先にあったから」とこちらの男性は話していましたが、心を開ける可能性を知ったうえで話せるのは、それだけ信頼できると思ったからですよね。

会っているときだけでなく、普段のやり取りも恋愛感情に結びつくのだなと思いました。