1.学習机は天板が広いものを使う

日本の一般的な学習机は、実は勉強に向いていないものが多いといいます。勉強に最も適した机は天板が広く、引き出しや本棚のついていないシンプルなもの。

天板が広ければ教科書と筆記用具だけではなく、地図、資料、辞書など一度に多くのものを広げることができます。また、引き出しや本棚がないことで気を散らすものが目に入ることがなくなり、集中力が高まります。

2.本棚は目に入らないようにする

子どもの頃からたくさんの本を読むのはよいことですが、勉強中につい本棚にある漫画や雑誌に手を伸ばしてしまうというのは避けたいもの。本棚は机に向かっているときに目に入らない場所におきましょう。

場所を移動できない場合は、カーテンなどをつけてすっぽり隠してしまうのがおすすめだそうです。

3.ベッドは机の真後ろに置く

勉強中に最も目に入ってほしくないものはベッド。勉強中にベッドが目に入ると脳は自然と「睡眠」を思い出してしまいます。机に向かったときに絶対に目に入らない机の真後ろにベッドを設置しましょう。

4.カーテンは青にする

青系の色が心を落ち着かせる効果があるのを知っている人は多いかもしれませんが、青にはもうひとつ時間の経過を遅く感じさせるという心理的な効果があるそう。

例えば自分では1時間勉強したつもりでも、実際は1時間半勉強しているということが起こるのです。反対に、赤は時間の経過を遅く感じさせるので勉強部屋には不向きだといいます。

5.壁はオフホワイトにする

真っ白な壁に囲まれているとストレスになります。緊張感をやわらげて気持ちを落ち着ける色はオフホワイト。

壁の色が変えられない場合は机に向かったときに目に入る場所に自然の風景や優しい色合いのポスターを貼るのがおすすめだそうです。

子どものモチベーションを上げる3つのツール

子ども部屋の環境を整えたら、次は勉強中に誘惑に負けず集中力を持続させるためのツールを用意しましょう。

これらを使うと、親に言われなくても自分をコントロールできるようになるといいます。