おむつが取れる年齢になったら、いよいよトイレトレーニングですね。もう取れている子はいるのに、うちの子はゆっくりだわ、と少し焦り気味のママもいるかもしれません。
トイレトレーニングのために作られた絵本は数多くありますが、内容が内容だけに、できれば気に入った絵柄でセンスのいいものを、親としては選びたいところ。
そこで、おすすめトイトレ絵本6選、ご紹介します!
『おしっこ おしっこ どこでする?』
これは画期的!
トイトレと同時に英語にも親しめちゃう、全米で大ベストセラーのトイトレ絵本『おしっこ おしっこ どこでする?』(レスリー・パトリセリ 著)のバイリンガルバージョンです。
英文が載っているので、リアルな英語表現まで覚えられます。あまり使わないかもしれませんが(笑)
かわいらしい絵で、文字数は少なめ。なので、おしつけがましくありません。色合いも日本の絵本にはないセンスでインテリアとしてもグッド!
『みんなうんち』
これは定番ですね。五味太郎さん作・絵の『みんなうんち』。
まずタイトルがインパクト大。一度聞いたら、決して忘れられません。
五味さんの絵本は大人にも人気がありますが、たとえうんちの本であっても、どこかセンスを感じさせる絵だからではないかと思います。
動物もする、大人もする。当たり前のことなんだよね、といううんちへの愛が伝わってくる絵本です。
『うんちしたのはだれよ!』
お次はドイツから、これもロングセラーです。ヴェルナー・ホルツヴァルト 文、ヴォルフ・エールブルッフ 絵の『うんちしたのはだれよ!』(関口裕昭 訳)の主人公は、モグラくん。
頭の上にうんちをされたモグラくんが、うんちした主を突き止め、仕返しをする、ただそれだけのお話。
ちいさな鼻眼鏡をかけ、うんち を頭に乗っけたまま、モグラくんは犯人を探し回ります。
いろんな動物のうんちが出てきます。トイトレの前段階で、うんちに興味をもってもらうにはいいかもしれません。
それにしても、モグラを主人公にした絵本はレアですよね。どういうつもりで描かれたのかは謎ですが、子どものウケは保証し ます!
『うんこ』
お次は、日本が誇る大詩人・谷川俊太郎さんが詩を、塚本やすしさんが絵を描いた『うんこ』です。
うんちではなく、うんこ!表紙からして、そんな叫びが伝わってくるようです。
まるで匂ってきそうな絵にびっくりしますが、不思議と不潔な感じはしません。
ストレートで万人にわかりやすいのが谷川俊太郎さんの詩ですが、 それに塚本やすしさんのダイナミックな絵が加わると、ものすごい 破壊力となって、子どもたちを魅力します。
どんなにうつくしいひとの うんこもくさい出典(『うんこ』)
という一文も、なかなか深いです。うんうんとうなずきながらも、笑ってしまいます。