入れるだけの「クリアファイル家計簿」とは
この「クリアファイル家計簿」とは、クリアブックに生活費を入れて、管理するというシンプルな方法のこと。
【用意するもの】
・クリアブック(20ポケット以上のもの)
・現金(1か月分の食費・日用品の予算)
・紙(コピー用紙など)
クリアブックは、100円ショップでも買えるので、お金もほとんど掛かりません。
紙には日付を記入し、クリアブックに差し込んでおきます。いちのせ氏は、1日の食費・日用品の予算を2,000円に設定することを勧めています。30日であれば、2,000円×30日=60,000円となる計算ですね。
このクリアブックには、家賃や水道光熱費などの口座引き落としになっているものは含みません。
また食費・日用品以外にかかる交際費や娯楽費、医療費などの現金で支払う分は、「現金決済分」として別のページにまとめて入れておきましょう。米代も別枠にします。
やり方は、たったこれだけ!
(1)クリアブックの各日付のポケットに1日の予算(2,000円)を入れる
(2)外出する前に、その日の予算を取り出して財布に入れる
(3)帰宅したら、財布の残金とレシートをクリアブックに戻す
忙しいママでも無理なく続けられそうですね。
クリアブックに貯まっていく小銭を見れば、どれだけお金をセーブできたかが一目瞭然。クリアブックがどんどん重くなっていくと、やりくりの成果が実感できて、貯蓄へのモチベーションもあがりそうです。
また一日の予算があることで、いま手に取っているものが本当に必要なのか、欲しいものなのかを自問自答するようになるでしょう。出費を意識するようになれば、無駄遣いを減らすことにもつながるはずです。
まとめ
家計簿は続かない、面倒というイメージを払拭してくれる今までにない家計簿の形。
本書では、クリアファイル家計簿を活用し、無理なくお金を貯める方法や、お金が貯まる習慣について詳しく解説されています。
これまで書く家計簿や、入力するタイプの家計簿アプリに挫折した方、やりくりが苦手な方も、ぜひ「クリアファイル家計簿」を始めてみてはいかがでしょうか。
家族のためにも、貯められない自分から、お金のコントロールができる自分へと変わっていきたいですね。