赤ちゃんの夜泣きを防ぐ2つの良い方法
そもそも、夜泣きする子の声は敏感なママにしか聞こえない、という説もあるくらいなのです。「ママの頑張りすぎが原因を作っていた!? 赤ちゃんの“マイブーム”心理と改善策」(宝生桐子)でも、家庭環境の改善を提案しています。
ママが寝不足になったときは、気軽にパパに育児を代わってもらえるような、“ママが気軽に休憩できる家庭環境”を家族みんなで作るのも大切なのです。
しかし、そんな家庭環境を「パパの愛で自発的に与えられる!」のを期待するのは、難しいのだということを認識してください。
パパは男性なので、産みの苦しみを知らず、まだママのように赤ちゃんを自分の分身とは思えないのです。父親の実感も定かではありません。
でも、パパだって父性を実感したいと願っているはずですから、わからないことを責める前に、わからないパパをかわいそうだと思って、的確な指示を添えてお願いしてみましょう。
少し育児に参加するだけでパパの父性も目覚め、大喜びで少しずつではあっても自ら進んで育児に参加してくれるようになるでしょう。後はパパの愛に期待してもいいかもしれません。
家族を気遣い、がんばっている新米ママほど、赤ちゃんに夜泣きをさせてしまう傾向が高いのです。だから、「赤ちゃんの夜泣きは元気な証拠!」くらいに考えましょう。
ちなみに記事内では「ママの腕の中で眠ることが、夜泣きの激しい赤ちゃんのマイブームになってしまっている」ことも原因と書かれており、下記2点が夜泣き防止の良い方法だそうです。
(1)タオルやおくるみでくるんだ状態で寝かしつける!
→ベッドに降ろす時、体温差が少なくなるだけでなく、姿勢が大きく変化しない
(2)授乳クッションのまま抱っこしてそのままベッドに置く!
読むだけで眠くなる絵本を読ませるべし
パパに寝かしつけ担当になってもらうには、「大ヒット絵本『おやすみロジャー』監訳者に聞いた! 子どもの“脳と身体を育てる”ベストな睡眠法」(大嶋和美)で紹介されている、読むだけで眠くなるというこんな本もおススメです。
大ヒット絵本『おやすみロジャー』には、冒頭に“読み方の手引き”が書いてありますので、それを参考に、ゆっくりと物語に感情移入して読んでみてください。
内容は全て心理学的テクニックに基づいているので、途中で子どもが寝入っても最後まで読むとより効果が高まります。
そして、読み終わったら最後に照明を真っ暗にしてあげると、メラトニンの分泌が高まり熟睡できるので、より良質な睡眠を得ることができます。
対象年齢はとくに設けられていないそうですが、アメリカのAmazonでは3~7歳(言葉がわかる年齢からがとくに効果が出やすい)とされています。
効果的な読み聞かせの方法まで書いてある本ならば、パパでも上手に子どもを寝かしつけできることでしょう。ママのイライラや睡眠不足を解消するために、家族を大いに巻き込んでみてはいかがでしょうか。
頑張っているすべてのママさん、もっと甘えて過ごしていいのかもしれませんよ。