毎晩、「どうしてウチの子は寝てくれないのだろう……」と心の底から悩んでいませんか?
睡眠不足が続くと昼間の育児や家事、仕事にも影響が出てしまい、夜が来るのが憂うつになってしまいますね。
子どもが寝ないとき、横でパパがグーグーいびきをかいて寝ていると、それはそれは腹が立ちます。新たなストレスを抱える前に、睡眠方法の改善を試みてみませんか?
協力してもらうのは、他でもないパパです!
睡眠不足の頭では、「私がちゃんと昼間に遊ばせていないから、寝てくれないのかしら……」「このままでは子どもの睡眠が足らなくて成長に影響が出る?」なんて不安に陥りがちですよね。
しかし、これらはほとんど必要のない過度な心配事ばかり。夜泣きや寝ぐずりが何年も続くといった話は聞いたことがありません。必ず抜けられるトンネルなのです。
きょうは悩めるママのためにピッタリな夜泣き対策をお伝えします。
いい母プレッシャーに押しつぶされない
ひとりで夜泣きに悩むママは、まず考え方を変えてみると楽になります。思い切ってパパに悩みを素直に打ち合けましょう。
というのは「頑張りすぎるママが『いい母プレッシャー』に押しつぶされないために心得たい4つのこと」(鬼木智子)に、こんなことが紹介されていたから。
なんと、誰から“いい母プレッシャー”を感じるかとのアンケートで、「自分の価値観」と答える人がなんと54.2%もいたのだとか!
ママ友や義理&実の親、子供や夫からプレッシャーを感じるという回答が揃って20%前後だったことを考えると、ダントツの結果と言えそうです。
また、夫に「妻が“いい母プレッシャー”を感じていると思うか」というアンケートを実施したところ、「感じていると思う」と答えたのが約23%、さらに妻を“いい母だと思う”と答えたのは約66%になりました。
つまり、夫は妻を“いい母”として認識しており、また母業の深刻な悩みは抱えていないと思っているようです。
この結果を踏まえると、ママ達は自分で作り上げた理想に追いつけない現状に悩み、パパはそれに気が付いていないということがわかります。
それで夫婦のすれ違いが生まれ、“残念な夫”現象に拍車をかけている可能性も……。
子育てに一番協力してもらいたい存在であるはずのパパに、悩んでいることを気づかれていないというのは問題の悪化を生みます。
夫に夜泣きの現状を話して協力を得るべし
続いて、「"夜泣き専門"保育師に聞いた「寝かしつけ」習慣を変えてより良い眠りを迎える8つのコツ」(真貝友香)でも、夜泣き専門保育士の清水悦子先生が、夜泣き対策には「お父さんの協力も必要」と唱えています。
——どうしても「寝かしつけ=お母さんの仕事」と思われがちですが、お父さんができることはあるでしょうか?
清水:寝かしつけを変えるというチャレンジをするときは、お父さんを巻き込むと成功する確率が上がると思います。ですから「こういうことやってみようと思うんだけど、どう?」と説明することが必要ですね。
協力的なお父さんの場合は「何だそんなことで悩んでたのか、知らなかった」とおっしゃる方もいますね。
寝かしつけを変える日は普段以上にたくさん遊んで体を疲れさせ、心も満たされるようにスキンシップもしっかりとってと本にも書いているのですが、協力的なお父さんだと休みの日を狙って、遊びを積極的に担当してくれたりもするみたいです。
また「俺が寝かしつけるから授乳しなくても大丈夫! お酒を飲んでゆっくり寝てくれていいよ」とワインを差し出してくれる方もいたようですよ。