赤ちゃんとの日常に組み込める運動を!

産後ダイエットのための運動も、特別なものではなく日常に組み込めるものがいいと思います。

たとえば、赤ちゃんとのお散歩は気分転換にもなり、無理なく続けられることができます。

赤ちゃんやママの体調、気候などにもよりますが1日10分程度でも体を動かす習慣をつければストレス解消になり、ドカ食い予防にも。

その他にも家事をしながらの筋トレや、赤ちゃんを抱っこしながらスクワットなど、ちょっとしたスキマ時間を利用すれば飽きることもありません。

筆者もそうだったのですが、授乳中は体重は自然と減っても、お腹や二の腕のたるみなどが解消されないというケースも多いもの。小まめなエクササイズを心がけたいものです。

卒乳・断乳後のリバウンドに注意

母乳育児をしている人は、授乳期はしっかり食べても体重が落ちていくケースも多いはず。そのため、本当の産後ダイエットは赤ちゃんの断乳や卒乳が終わった後にやってくるかもしれません。

実は筆者もこのパターン。出産後、母乳育児で12キロ痩せましたが、赤ちゃんが1歳で断乳すると、約3ヶ月で6キロ近くリバウンドしました。

原因は授乳中についてしまった食習慣です。小まめに何かを口に入れる習慣がついてしまったため、授乳期はそれでよくても、断乳後はただカロリーが蓄積させるだけ……。

ということで、間食をやめ、子どもと公園などで体を動かしたり、上の子の幼稚園の送り迎えついでにウォーキングをしたりしています(なんとか妊娠前の体重まで戻りました)。

いかがでしたか。出産後は赤ちゃんのお世話でとにかく時間がなく、肉体的にも精神的にもいっぱいいっぱいです。無理なダイエットは不調の元。

まずは5分でも10分でも、体を動かす習慣をつけてみるのはいかがでしょうか。

ライター。音楽系の出版社で6年間勤務した後、かねてからの目標であったアメリカでの短期留学を果たし、現地でフリーペーパー制作のボランティアを行う。帰国後は、実用書を扱う出版社にて女性エッセイや心理本などの編集を担当。その後、ライターとしての活動を始める。北欧のヴィンテージ食器が好き。