・お菓子を買って、と地べた泣き

「スーパーでお菓子買わないわよ」と約束したのならば、わめこうが騒ごうが絶対に買わないようにしましょう。どんなに子どもの騒ぎ声で周りに迷惑をかけていても買わないのです。

もし、「買って!買って!」の声がボリュームアップしてその場にいられない状況になったら、買い物を中断して家に連れて帰りましょう。

ここで親が折れてしまうと「周りのお客さんから白い目で見られるくらい、親が根負けするように大騒ぎすれば最終的には買ってくれる」と学習してしまいます。いわば根くらべ、ここで負けてはいけません。

そして、次に買い物に出かける前に「今日は夕飯の買い物をするだけだからね。お菓子ほしがるんだったらスーパーに連れて行かないよ」と事前に釘を差しましょう。

すると、子どもはこの間の出来事を思い出し泣き叫ぶことはありません。

・「もう二度と買わないからね」と言いながら買い、「捨てちゃうからね」と言って捨てない

「玩具を片づけないんだったら、もう二度と買わないからね」
「玩具を大事にしないんだったら、捨てちゃうからね」

これを言うのだったらその通り実行しましょう。

でも、親の実行力を盾にしてこうやって脅すのは良くありません。シンプルに「片づけなさい」だけで十分です。

・「もう9時よ!早く寝なさい!」と叱りながら、パパが帰ってきたからと遊ぶのを許している。

夫婦間の“寝かせる”方針を一致させて、パパに寝る前に絵本を読んでもらったり添い寝してもらいましょう。目が覚めてしまうような遊びは控えましょう。

まとめ

「一日中、口やかましく叱っているのにちっとも子どもが言うことを聞いてくれない」と嘆いている人は、自分の言っていることとやってる行動をちょっと振り返ってみてはどうでしょうか。

また、子どもへ要求するハードルが高すぎないか考えてみましょう。できないことをやらせようとしても無理があります。

結局、親がやってしまうという結果になってしまいますよ。