3: 「休日は予定がいっぱいで」は追わせたいだけ

「いいなと思う女性がいて、休みの日にデートに誘うんだけどいつも『今週末はスキーに誘われていて』とか『夜は飲み会が入っていて』とか、予定がいっぱい。

俺と会いたくない口実かもと思い『それならいいよ』と引き下がったら、『でも、少しなら時間を作れるかも』って慌てて言い出すのを見て、追わせたいだけか、と好きな気持ちが萎えました。

“忙しいのに会ってもらった俺”がうれしいと思うのが勘違い」(29歳/公務員)

誘われたら素直に「ありがとう」と答えればいいのに、わざわざ「予定がいっぱいな自分」を見せたがるのは、自分と会う時間に不相応な価値を持たせようとするからです。

そんな下心は必ず男性にも伝わるので、「ありがたみ」を強調されてまで会いたいとは思いません。

男性に追わせたがる女性は多いですが、それは自分を上に見せることであり、対等な関わりを望む男性ほど遠ざけたくなります。

男性が喜ぶのは、自分の誘いを笑顔で受け止めてくれること。

わざわざ会って“あげる”ような言い方をする女性はチャンスを逃がすだけ、と心得たいですね。

4: “底の浅さ”が見える「男性からプレゼントされたもの」

「友達以上恋人未満みたいな感じの女友達がいて、ふたりでデートもするんだけど、たまに『これ、元彼からもらったの』って高級ブランドのアクセサリーを見せられるのがストレス。

それを俺に知らせてどうしたいの?」(30歳/教員)

「元彼からもらったものとか自慢する女性って、底の浅さが見えるようで好きじゃないですね。デリカシーがないというか。

付き合って別れたら自分が贈ったものもこう言われるんだな、と想像できるので、彼女にしたいとは思いません」(26歳/看護士)

「デリカシーがない」という声が多かったのが、男性からもらったものを“わざわざ知らせる”女性。

「それだけ価値の高い女よと言いたいのか」など、男性にとってはプレッシャーしか感じないのですね。

いいなと思っても、そんなアピールをされた後では「別れたら自分も同じことをされる」と感じるのは当たり前です。

男性にとってはまったく無意味どころかマイナスの印象しか与えないので、男性からのプレゼントを自慢するのは控えるのが吉ですね。

実は“非モテ認定”されてしまう女性は、自分の魅力を伝える手段に他人を利用するのが、男性にとってしらけるアピールであると気が付きません。

好かれたいと思うなら、実際の言動で男性の心を動かすのがベター。「モテる自分」を見せたところで、自分以外の男性の影が見える女性に本気になる男性は少ない、と思いましょう。

駆け引きのないストレートな感情こそ、男性は大きな関心を持ちます。

プロフィール:37歳で出産、1児の母。 これまで多くの女性の悩みを聞いてきた実績を活かし、 復縁や不倫など、恋愛系コラムライターとして活躍中。「幸せは自分で決める」がモットーです。ブログ:Parallel Line