新垣結衣、星野源が出演し、最近にしては珍しく視聴率を下げることなく終了したドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)。

“恋ダンス”や、新垣と星野が徐々に惹かれあっていく様子にムズキュンした方は多かったようですが、今回筆者が注目したのがドラマのテーマである“給料をもらって妻になる契約結婚”。

筆者自身も、逃げ恥のような同棲生活を送っていたことがあるのですが、今まさに需要が増えてきているようにも思います。

そこで、実際に“逃げ恥婚”をしていた経験のある女性にインタビューしつつ、本当に逃げ恥婚は成立するのかどうかを考えてみました。

“逃げ恥婚”は、条件つきで成立する!

村上(以下:M)- いきなり直球でいきますけど、“逃げ恥婚”は成立するものですか?

Kさん・ネイリスト・37歳(以下:K) - もう結論?(笑)実際にしていた身としては、成立します。

ただし、お互いが恋愛感情を持たないことを条件にしないとダメです。

M - あ、私もそれ思いました(笑)。

恋愛感情を持ったら、一旦契約を終了させる形にしないとダメですよね?

K - 実際、漫画でもドラマでも、事実婚ではなく入籍したいと言い出した津崎が将来のために小遣い制を提案するんだけど、みくりはその条件に納得できないシーンが描かれてて。

同じだけ家事をやっても、結婚前と同じだけ給料をもらえなくなるのを、どう思うかが問題提起されてたと思うんですけど。

M - されてました、されてました。

K - あの時のみくりの考えに、私イラッとしてしまって(笑)。

給料がなくなるんだったら、働かない。

つまり、お金のために結婚してるから、もらえなくなったら一緒にはいたくないって……。

M - お金くれるし、なんかいい感じになったから津崎が好きという感じにうつりますよね。

それで、お金くれなくなったら「違うな」っていうのは、本当に津崎が好きなのか確認した方がいいですよね?

K - そうなんです。だから、逃げ恥婚をするのであれば、お互いに恋愛感情を持たないのが条件。

持ってしまったら、一旦契約を終了させるのがベストです。