子どもの習い事への関心が強いママは、とても多いです。
株式会社イオレが行った、0歳から小学校6年生までの子どもがいる1751名の人に行ったアンケート調査によれば「子どもが習い事をしている」と答えたのは78.9%。およそ8割の家庭が、子どもに習い事をさせていることがわかりました。
その一方で、習い事でのママ友づき合いに、何らかの不満があるという声もあがっています。習い事でのトラブルを起こしやすいのは、どんなママなのでしょう。
嫌われてしまうママの特徴と、習い事でママ友とうまくお付き合いするコツをまとめました。
自分の子どもの送迎を気軽に頼む
自分が子どもの送り迎えができないとき、同じ習い事をしているママ友に、気軽に頼むママ。一度や二度ならまだしも、これが何度も続くと嫌われてしまいます。
送り迎えの短い間とはいえ、人の子どもを預かるのは責任が伴います。送迎を頼むということは、そうした心の負担も感じさせてしまうことを、忘れないようにしましょう。
子どもの送迎は、自分でするのが基本。やむを得ず遅れてしまうときなどは、先生に連絡するほうが無難。安易にママ友を頼らないようにしましょう。
先輩風をふかせ、マウンティングする
習い事をはじめるタイミングはそれぞれ。まれに、先に入会していて先輩風をふかせ、マウンティングしてくるママがいるようです。
例えば、ピアノで自分の子が難しい曲を弾けることをアピールするとか、何か知らないことがあったときに「そんなことも知らないの?」というあからさまな態度に出る、というようなことです。
これは、少しでも相手より上の立場に立ちたいという、歪んだ承認欲求の現れ。まともに相手をすると疲れるので、多少嫌味を言われたとしても、気にしないのが一番です。
自分の子が評価されないことに不満を言う
チームでの習い事で、自分の子どもが評価されないことに不満を言うママは、困りものです。
例えば、ポジションのあるスポーツや、バレエなど配役のある習い事で、自分の子どもが希望どおりの役ができなかったときに、先生に抗議したり、他のママに不満を言うママです。
先生は、子どもたち全体のバランスを見て、ポジションや配役を決めているはず。希望どおりにならなかったとしても、与えられた役割を一生懸命に取り組むよう、子どもを励ますのが本来の姿です。
万が一、こうした不満をもちかけられたとしても、どうすることもできませんね。
残念に思う気持ちは受けとめつつも「○○役には、こんな良いことがあるよ」と、前向きな気持ちになる言葉がけをするといいでしょう。