4:やりたいことを書き出してみる
本当はやってみたいけど、無理だろうな……とあきらめてしまっていることはないでしょうか。もし、それが単に挑戦していないだけ、またはお金がかかるから無理だと思っているだけだったら、もったいないことだと西山さんは言います。
まずは、お金や時間の制約に関係なく、やりたいことを無心になって10個以上書き出してみること。その中には、お金さえあれば実現できることもあるはず。そうしたら、それらを叶えるために今すぐ動き出しましょう。
やりたいことリストを作ることで具体的な目標ができるとともに、「本当にやりたいのではないこともわかる」という副作用もあるとか。「これ本当にやりたかったんだっけ?」「今必要ではないかも」とストップがかかり、無駄遣いも減るというのです。
リストに添って優先順位の高いモノやコトにお金をかけていきましょう。
5:買いだめをやめる
洗剤やシャンプー、食材など、「ポイント3倍」「2点以上のお買上げで●●%オフ」という日には、ついつい買いだめをしてしまいがち。
安く手に入るという利点はもちろんあるのですが、保管場所を多くとる、保存中に劣化することがあるなど、意外にデメリットも。つい忘れて他の魅力的な商品を買ってしまい、そのまま保存場所の奥に追いやられてしまうなんてこともありますよね。
コスト意識が働くことはいいことですが、無駄遣いになってしまっては意味がないのです。
6:欲しいものリストを作ってみる
最近、何かいい買い物をしましたか?と聞かれると、貯めベタの人は「いろいろ買ったけど、いいものはとくに……」と明確な答えが出てこないそうです。
逆に、お金を貯めて人生を楽しんでいる人は、「お金を貯めて、これを買いました!」と記憶にしっかり残る買い物をしているのだとか。
洋服でもなんでも、具体的に“欲しいものリスト”を作っておくと、買い物アンテナが働くようになります。さらに、このリストには優先順位をつけておくことも大事。優先順位の高いものから買う意識が働き、無駄なものは買わなくなるという効果があります。
7:「送料無料」に踊らされない
「●●円以上で送料無料」の言葉についついいらないものまで足して買ってしまうネットショッピング、心当たりはありませんか? そういう買い物に限って、後日届いてから「送料無料のために買ったけど、いらなかったな」なんて後悔したりします。
つまり、心の満足度が低い買い物になってしまうのです。
これが実店舗であれば、本当に欲しいものがあれば交通費を惜しまずに買い物に出かけるもの。ネットショッピングでも、実店舗に行く際の電車賃と同じように“買うためのコスト”と割り切ってしまいましょう。
送料を支払ってでも本当に欲しいかどうかを自分に問いかけることも大事です。