バツあり男女の魅力って?
ここからは、バツあり男女の魅力についてお伝えします。
1.結婚に対してがっついていない
未婚男性の場合、未婚女性と付き合うと、暗に結婚を意識させるようなことを言われたり、結婚を意識させるような行動を取られたりして、それがプレッシャーやストレスになるケースは少なくありません。
例えば、
- 彼女から「同級生の○○ちゃん、2人目妊娠したんだって。いいなあ~」と言われる。
- 結婚情報誌を購入し、それを目につくところに置かれる。
- 「結婚したらこんなところに住みたい」「新婚旅行は○○に行きたい」などと結婚の理想を語り出す。
などなど…。
一方、バツあり女性は、結婚に焦っておらず、男性にプレッシャーやストレスをかけるような言動はしません。
もし、バツあり女性で結婚願望がある場合は、出逢いの時点で「結婚を前提に考えられる男性としかお付き合いしないので」とはっきり告げます。
バツあり女性のそういう余裕のある態度は、独身男性に癒しを与え、魅力を感じさせます。
バツあり男性の場合も、過去の結婚生活と離婚の経験から、恋愛や結婚に対して消極的な人が多いです。女性や結婚に対して一歩引いたその態度は、女性に心の余裕を感じさせます。
そして「もっと私に夢中になってほしい!」と思わせ、逆に女性を夢中にさせるのです。
2.男(女)や結婚に対して高い理想を持っていない
離婚歴のある人は、男女ともに、異性や結婚に対して高い理想を持っていないことも、魅力のひとつです。
未婚女性の場合、結婚するなら、
- 年収は最低○○以上
- 家事の能力が高い
- 優しい
- 包容力がある
- 容姿や体型が自分好み
未婚男性の場合、結婚するなら、
- 優しい
- 性格が合う
- 容姿や体型が自分好み
- 家庭的(料理が上手など)
- 金銭感覚が合う
などなど…いろいろ相手に求めがちです。
一方、過去に結婚をしたことのある人は、男(女)の生態を熟知しています。
優しく思いやりに溢れると思っていた女性が、突然鬼のような形相で怒りをぶちまけてくることや、リッチだと思っていた男性が実は金遣いが荒いだけの“ええかっこしい”だった…なんていう「思ってたのと違う!」ことを山ほど経験しています。
なので、異性に対して高い理想を持つことはありません。結婚生活が理想通りに行くわけないことも、嫌というほど分かっています。
男(女)や結婚に対して高い理想を持っていない、というのは、未婚の男女には、「肩肘を張らなくていい」「無理しなくていい」「自然体でいい」という安心感を与えてくれます。
3.「一度は誰かに選ばれた人(結婚できた人)」という事実
30代後半、40代で未婚というのが男女ともに増えている今の時代。
バツがあるということは、「一度は結婚できた人」つまり「一度は誰かに結婚したいと選ばれた人」ということです。
離婚したといえど、「一度は誰かに“この人と結婚したい”と強く思わせた」という事実は、未婚の男女にとても魅力的に映ります。
また、
「この人には一体どんな魅力があって結婚できたんだろう?」
「誰かに“結婚したい”と思わせるこの人の魅力って?」
という興味・関心も抱かせます。
経験は、それだけで武器になります。
過去の結婚という経験は、密度が濃い分、より大きな武器になるというわけです。
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バツがついていることは、ハンディでも欠点でもありません。むしろメリットとなり、魅力となり得るものです。
バツがついていることで恋愛や結婚から自分を遠ざけてしまうことも、過度に自信を失くしてしまう必要もありません。
自分の過去を責めて卑下するより、「過去の反省・経験をどう活かしていくか?」を考え、新しい縁を大切にしましょう。
また、今婚活中の方は、相手を未婚に絞らず、バツありの方に視野を広げてみるのも良いのではないでしょうか。
大切なのは、「相手がどんな人柄で、過去にどんな経験をしてきて、今はどういう気持ちでパートナーに向き合おうとしているのか?」ということだと思います。