着て、見て、出会って。制服好きには一石三鳥のイベント!?

―― アニメやマンガにでてくるものではない、一般的な「制服」を着る特有の楽しみや魅力はどんなところだと思いますか?

山田: アニコスと決定的に違うのは、「生々しさ」だと思います。制服って本物が3次元にあり、同じ職場や接点がある人は触れている人がいます。でも、自分は触れない。

可能であるという生々しさと、出来ない現実の葛藤を疑似的に叶える魔法のアイテムが、制服コスチュームプレイだけの魅力ではないでしょうか?

―― アニメやマンガのコスプレでなくても、制服を着ることで“いつもと違う自分”になれますもんね。

山田:そもそもコスチュームプレイが好きな人は、何をしたら楽しいのか? というのも、企画のアイディアになっています。

カップルでコスプレして遊びたいけど、制服を見せたら恋人にドンびきされるのでは?と心配している人もいるはず。でも、このイベントはコスプレが好きな人たちが集まるので、そんな不安を解消してくれます。

―― どんな人に参加してほしいですか?

山田: 参加者の熱量は、盛り上がりに比例しますので、方向性はさておき、制服への愛を語れる人が集まってもらえればいいなと思っています。僕らが出来る事は、会場の準備や企画まで。本当に盛り上がる要素は「参加者同士の相性」が大切なので(笑)

―― 山田さんが当日着る制服は決まりましたか?

山田: そうなんですよねー。僕も制服着るんですよね、やっぱり(笑) 全然その発想がなくて、ロフトプラスワンの方にも「で、山田さんは何の制服を着るんですか? って聞かれてまして……。あっ、これは僕も着るパターンなのか、と気づきました。

当日はあの頃目指した、パイロットの制服を着たいと思っています。(モテるために)どうしてもなりたかった職業になれるのも、コスチュームプレイの魅力ですから。

―― ちなみに女子に着て欲しい制服はありますか?

山田: 僕は不遇な中高生活を送ったので、セーラー・ ブレザーには特別な思い入れがありますね。制服そのものの魅力も十分ながら、あの頃の思い出(学生時代にできなかった恋愛への鬱屈した思いが) が僕を駆り立てるものがあります。

―― (なんか掘り起こしてはいけないものに触れてしまった…)
ちなみに、制服を着用して言ってほしいセリフなどもあればぜひ!

山田: 特に上級生との関わりが薄かったので「山田君、今度わたしとデートしよっか?」はたまりませんね。

―― セーラー服やブレザーでの参加を考えている女性は、山田さんにぜひ上記のセリフを言ってあげてください。
最後に、参加を考えている方へのメッセージをお願いいたします。

山田: 「コスプレ=アニメ」という方式が成り立った現代日本において、「制服コスプレ」 好きの異性に会える機会なんて滅多にありません。

老若男女問わず輪を広げつつ、お酒も飲めて、恋人も出来ちゃう。一石三鳥ともいえる素敵なイベントになるハズです!クローゼットに眠らせてるアイツと一緒に、熱い制服魂に火をつけてぜひ参加してください。