子どもが2人以上いる家庭にとって、洋服や靴などの「お下がり」は当たり前だというところも多いでしょうが、お下がりにはさまざまなトラブルがつきものです。
最も多いトラブルは、2人目以降に産まれた女の子に多い「またお姉ちゃんのお下がり~~」という、子どもにとっての不満。
少子化の影響により、保育園や幼稚園、小学校など、周りの友達は一人っ子が多く、いつも洋服や靴が新品である友達が、羨ましくてたまらないというお子さんもいるのではないでしょうか。
そのような子どもの気持ち、理解はできるものの、ママの気持ちとしては「まだ綺麗だし、まだ着られるし、このまま捨てるのは勿体ない」ですよね。
そこで今回は、兄弟、姉妹、そして兄妹を持つママ達に、著者も所属するママサークル内で、「お下がりトラブル回避法」についてインタビューしてみました。
バザーは宝の山!使わない手はない
幼稚園の保護者会や、小学校のPTAなどでたびたび開催するバザーですが、「バザーは宝の山」だと言うのは、年少と小学校1年生の姉妹を持つAママ。
Aママ:「バザーは開催されるたびに足を運ぶようにしていますが、新品同様の洋服や靴、バッグなどが100円程度で入手できる時もあるので、助かっています。」
「100円ならバザーに子どもを一緒に連れて行き、好きなものを安心して選ばせられるから、バザーはお下がりトラブルを回避する手段となっています。」
Aさんの話によると、いつも行くバザーは「使用した回数や購入した時期」なども表示されているようで、品物だけではなく安心感も一緒に買えるからとても役立っているとのこと。
リサイクルショップも、同じように中古の子ども用品を扱っていますが、さすがに「使用した頻度や購入した時期」などは表示されていませんし、店側の利益が上乗せされますから、バザーほど安価では入手できないでしょう。
そこが、バザーとリサイクルショップの大きな違いと言えますね。
お下がりではない自分の選んだ洋服や靴だから、子どもも喜んで身に付けるでしょうし、お財布にも優しいですから、子どもにとってもママにとってもバザーは、お下がりトラブルの回避法となっているようです。