「三角食べ」は、ご飯やパンなどの主食と、おかず、飲み物を交互に順序良く食べる方法のことです。1970年代ごろに日本の学校給食の指導から広まりました。
「三角食べ」は、順序良く均等に食べることができるため、栄養を均一にとることができます。
また、ごはんとおかずを交互に食べることで噛む回数が増えるため、脳の活性化や、食事の満足感を感じ、食べ過ぎ防止につながるというメリットがあります。
最近では、この「三角食べ」が見直されてきています。
子どもの食事傾向
子どもの場合、好きなものばかり食べる「ばっかり食べ」になりやすい傾向があります。どうしても、好きなものや食べたことがあるものが目に入ると、そればかりを食べてしまうのです。
特に離乳食期では、食べることのできる食材も限られており、気に入ったものだけを食べることはよくあります。
しかし、味や食感を覚えるまで同じものを食べ続けて、飽きると別のものを食べるようになるため、離乳食期の「ばっかり食べ」はあまり気にしなくてもよいでしょう。
1歳を過ぎてくると、自己主張もできるようになり好き嫌いの表現もできるようになってきます。この時期からの「ばっかり食べ」は、自分で選択して好きなものばかり食べるようになってきます。
お母さん達を悩ませているのはこの、好きなものしか食べない「ばっかり食べ」ではないでしょうか。できれば栄養が偏らないように色々なものを食べてもらいたいと思っているお母さんは多いと思いですよね。
子供の「三角食べ」を上手にできるようになるには、好き嫌いを減らすことが大切になります。
三角食べを上手にできるようになる方法3つ
大人と一緒に食卓を囲む
食事をする時、子どもと一緒に食卓を囲んでいますか?
別の家事があるからと、子どもだけ先に食事をさせている家庭も多いようですが、子供は大人の食べている様子をみて、美味しそう!食べてみたい!という気持ちになり、まねすることが多くあります。
大人がお手本となり「三角食べ」を一緒に行ってみましょう。
また、その時に「〇〇は美味しいね!●●ちゃんも食べてみたら?」声掛けをすることをおすすめします。