夫の協力
内閣府が発表している、6歳未満の子供を持つ夫の家事・育児関連時間に関する調査(2016年)によると、日本の夫は1日に83分しか家事・育児に時間を割かないことがわかっています。
比較的少ないフランスでも、150分ですから、先進国の中ではかなり下の方のランキングです。
かたや、妻の家事・育児関連時間は7時間34分と、諸外国に比べて突出しているのも気になります。
今でさえ、言わないとやってくれないのに、今後、2人目が産まれて、突然夫がイクメンになることは期待できない、とうっすら感じる不安が2人目作りのブレーキに。
自分の健康面
「最初の出産のときと比べると、確実に体力の衰えを感じる」と、多くの先輩ママが言っているのを聞いたことがある人も多いと思います。
ただでさえ、生まれたばかりの赤ちゃんは、昼夜を問わないお世話を必要とします。その後も、数年は寝不足が続くことが容易に想像できますし、精神的な疲労が肉体に影響することも多々ある疲労が日々たまっていきます。
それに耐えるだけの体力が自分にあるか、自信の持てないママもいるでしょう。
自分の時間の確保
誰にも気兼ねなく1人でいられる時間は、誰にとっても大切なものです。子育て中のママであってもそれは同じで、1人のリラックスした時間を持てるかどうかが、子育ての質にかかってくるとも言えます。
1人の時間を持つことは、ストレス解消という意味あいもありますが、子育て中に見失いやすい「自分」を取り戻す時間でもあるのです。
1人目の時はなんとか自分の時間を確保できていたというママも、2人目を産んだ後にもそうした時間が持てるかを考えると、一抹の不安を感じてしまうかもしれませんね。
まとめ
今回の記事では、「2人目はほしいけど、なんとなく不安」の中身を探ってみました。
不安というものは、その正体が明確でなければないほど募るもの。もし漠然とした不安を感じているなら、人に話を聴いてもらうことをおすすめします。
話を聴いてもらうことで、自分の中の不安が言語化できる場合があります。紙に書き出す方法が有効な場合もありますが、人によってはより煮詰まってしまうことも。
自分が感じていることを自分自身がわかってあげることが、不安解消の近道になります。少しでも不安を減らして2人目を迎えることができるといいですね。