3: 自分の知らないところで知り合いになっている
「元カノは仕事の取引先で知り合ったのですが、別れてからも会社を通して顔を合わせる関係でした。
ある日、元カノから『そういえば、○○さんって知ってる? この間友達と飲んだときに一緒に来ていた人で、あなたのことを話していたけど』と彼女の名前が出てきてびっくり。
たしかにその日は友達と飲んでくると言っていたけど、まさか元カノと接触しているとは知らず、ちょっと怖かったです。
元カノにはまったく未練はないし、あくまで仕事上で付き合いのある人と彼女には話していたのですが、『私の知らないあなたと過ごしている』と焼かれたことがあって、それ以来話題にしていませんでした。
俺の知らないところで元カノと知り合いになって、それを報告しない彼女の気持ちがちょっとわからないですね……」(32歳/配達)
「元カノと知り合いになって、何がしたいのだろう」とこちらの男性は話していましたが、それを自分に隠されることに不審感が募ります。
仕事上で付き合いがあるのはどうにもならず、そこに嫉妬しても自分が苦しいだけ。彼氏に隠れて元カノに近づいても、“下心”があればいい関係が築けるはずがありません。
そこまで元カノに執着する姿が、男性にとっては恐怖です。
4: SNSで嘘をついてまで“最高の彼氏”アピール
「俺の元カノは顔が広いというか交友関係が派手なほうで、SNSでひっきりなしに飲み会などの投稿をしています。
今の彼女はそんな元カノにあまりいい感情を持っていなくて、俺とのことも『遊ばれたんじゃないの?』と言ってきてケンカになったことがありました。
それはいいんだけど、困るのが自分も対抗してSNSに俺とのデートとか“盛って”投稿すること。
『彼氏に買ってもらいました』『今日も彼氏と一緒です』って、自分で購入したはずのリングまで嘘をついているのを読んだときは、正直ウンザリしました。
元カノへの対抗意識だけで“最高の彼氏”アピールをされても、俺の気持ちは冷めていくだけという……」(27歳/公務員)
元カノに対抗する女性は少なくないですが、SNSのように誰でも見ることができる場所で幸せをアピールしても、不毛な承認欲求がエスカレートするだけです。
何より忘れてはいけないのは、そんな自分が彼氏にどう思われるか、ということ。嘘をついてまで“最高の彼氏”にされても、決して良い気分はしません。
元カノへの対抗意識から彼氏への愛情まで疑われてしまったら、交際そのものがダメになります。
幸せなお付き合いだと思うなら、ふたりで絆をあたためる努力を意識したいですね。
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元カノのことは何とも思っていないのに、彼女が一方的に嫉妬して困る、という男性は少なくありません。
男性が悲しいのは、自分とのお付き合いに自信を持ってくれないこと。愛情を伝えているのに元カノとのことばかり気にされては、先のことも考えられません。
終わった恋愛については、お互いに深く探らないのが吉。それより、今のふたりの状態を幸せにすることを、常に心がける女性でありたいですね。