4月から保育園や幼稚園に入った子のママは、預ける時に「もしかして泣いてしまうのでは……」と心配になりますよね。

ママと離れて過ごすことが初めてという子もたくさんいるでしょう。

そこで、元保育士の目線からママが子どもを預ける時にすべき心構えと実際にいたママのNG行動をご紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

ママが子どもを預ける時にすべき心構え

1:すぐに立ち去る

先生に「おはようございます」と挨拶した時点で、すでに子どもが泣き出したりすると「わあ!どうしよう」と動揺してしまいますよね。

ここでグッとこらえて「よろしくお願いします」と先生に預けて帰ると意外と子どもはすぐに泣き止むものです。

ここで「○○ちゃん大丈夫?泣かないで」と子どもをあやそうとすると余計泣いてしまう傾向にあります。目の前に「行ってしまうママ」がいつまでもいると寂しくて泣いてしまうでしょう。

返って、すぐに姿が見えなくなると「ママはいない」と幼いながらにすぐ理解するので、その分気持ちを早く切り替えることができます。

先生やお友達と遊ぼうという気持ちになれるので、すぐに帰ることを実践してみてください。

2:夏休み明けまでは仕方ない

入園したばかりなら「慣れるまでしょうがない」と思えますが、いつまでも泣いていると「うちの子だけ?」とママは悩みますよね。

しかし、保育士から言うと入園して慣れてきたらゴールデンウイークに入るので、これが明けるとほぼみんなママから離れる時には泣いてしまいます。

もっと言うと、ゴールデンウイーク明けから少しずつ慣れてきて笑顔でバイバイできるようになっても、また夏休みに入るので新学期が始まると泣く子は多くいます。

そのためママは夏休み明けまでは泣いても仕方ないと考えるようにしましょう。

それでも気になるようなら先生に「うちの子泣いていますか?」と積極的に相談してみてもいいですね。

子どもが泣いてもダメ!NGなママの行動

1:機嫌をとるためにおやつをあげる

ある朝、子どもたちが「おやつちょうだい!」などと言うので「まだ時間ではないよ」と話すと「○○くんだけ食べていてずるい!」と大騒ぎになりました。

気になって聞いてみると「朝の支度が忙しい時に泣かれると困るので好きなおやつを食べさせながら来ています」とママが話してくれました。

ここでは保育士の立場から「保育園に行く時におやつがもらえると思ってしまうので……」と言うしかありません。

確かに朝はとても忙しいし、子どもが泣くと焦りを感じるものなのでママの気持ちは痛いほどわかるのですが、きちっと言い聞かせることも大切です。

食べながら来ないというルールがある以上、泣くからとこれをやぶってはいけませんね。