ママは子どもとパパとの関係をどう取り持てばいい?

--子どもとパパとの関係を取り持つために、ママはどんな風にしてあげればいいでしょうか?

三浦「まずは子どもの不安な気持ちを受け取ってあげることが大切です。しっかりと目を見て、笑顔で話しかけることで、子どもは安心感と、自分は大切にされているんだという自己肯定感が高まります。

そしてお子さんの気持ちを言葉にして共感してあげましょう。

『パパがいるのに遊べなくてさびしいねー。パパに抱っこしてもらいたいねー。』と。それから、パパの愛情についてを代弁してあげてはいかがでしょうか。

『パパも〇〇ちゃんと遊びたいって思ってるよ。パパは〇〇ちゃんが大好きだからねー。〇〇ちゃん達のために、パパお仕事がんばってくれてるねー! がんばれ! パパ!』という風に、お互いがお互いを思ってることをママが解説することによって、さらに家族の絆が強くなるでしょう」

--パパにできることは何かありますか?

三浦「また、小さいお子さんはいつもパパが仕事に行くときのパターン、例えばスーツやカバンなどの服装や持ち物などで、『あ、パパお仕事だ』と感覚的に理解しています。

在宅勤務になり、リビングでお仕事をするにしても、一度『行ってきまーす』とパパにも言ってもらって出勤の儀式をすることで、子どもに対してママが『パパお仕事ね。』と一貫したお話ができるようになりますよ。

そしてパパに対しても『子どもたちの声はパパ大好きだよー!っていう意味よ。』と子どもの声を応援のBGMだと解説してあげることもいいですね」

子どもの気持ちをしっかりと受け取った上で大人の考えを伝えよう

最後に、三浦さんに今回のお悩みについての全般的なアドバイスをいただきました。

三浦「1歳から3歳といえば、イヤイヤ期真っ盛り。何を言っても『いや! ダメ!』と、こちらの言うことをきいてくれずにママはイライラしがちですね。

でもこの『いやだ! No!』と言えるというのは、自立心が芽生え、意欲に満ち溢れている証なのです。

つまり反抗しているわけではなく『自立を練習している』のです。自分で考えて、自分で行動する。そしてこういう結果になるんだ、じゃあ今度はどうしようかな? と成長しているのです。

小さい頃からできるだけ何でもチャレンジさせてあげると、どんどん自信をもって自分の人生を切り開ける人間に育っていきます。彼らの気持ちをしっかりと受け取った上で、大人の考えを伝えましょう。

そうすると、子どもも人の気持ちのことも考えて行動できるようになりますよ」

これまでと仕事のスタイルが変化し、戸惑うことが多いはず。

同じような悩みを抱えているママは多いものです。

余計に子どもがパパの仕事の妨げになる行為につながらないように、ぜひ今回のアドバイスをパパと一緒に実践してみましょう!

【取材協力】三浦久美子さん

専門は発達障害と親子関係。元スクールカウンセラー。現在は個別カウンセリング「エムズルーム」そして心理の学校「日本メンタルコーチング学院」代表。eラーニング講座【魔法の子育てテクニック】好評発売中。