貯蓄や資産運用についても話し合う

出費以外の項目にも目を向けてみましょう。特に貯金額については、毎月の貯蓄額、現在の貯蓄額を見て今後どのように増やしていくか話し合います。

投資をはじめとした資産の運用の仕方についても夫婦で決めて見ても良いでしょう。もっとも、ギャンブル等でない限り、家計の管理を任せている夫の意向を尊重するのがおすすめです。

真っ向から反対すると喧嘩になる可能性もあるので、どうしても反対したいときは説得できるだけの材料を用意して、お互いに納得できる結論を出すことです。

貯まったお金の使い道を考えてみる

家計簿の中身次第では、夫婦での話し合いがつらい時間になることも…。そこで貯まったお金で旅行などの娯楽の計画を立ててみてはいかがでしょうか。

「これだけお金がたまったら海外に行こう」「マイホームの頭金にしよう」など、貯めたお金の使い道を話し合うのです。目標を定めると貯蓄に対するモチベーションも上がります。

そうした娯楽の話がきっかけで家計の管理にも前向きになれるかもしれません。

話し合いを通じて「お金に対する価値観」を一致させること

夫婦でお金に対する価値観のすり合わせていくのはとても大切です。「どこにお金を使いたくて、どこにお金を使いたくないか」といった価値観の違いに気づいたら、妥協点を見つけて話し合いながらすり合わせていきます。

ご主人に家計の管理を任せている以上は、妻側は「縁の下の力持ち」として、気づいたことや思ったことを提案するくらいでちょうど良いでしょう。

よほどの赤字の家計簿でない限り、どうしても任せられないときは、妻側から家計の管理を申し出てみてはいかがでしょうか。

フリーランスのWebライターで2児の母。相続や離婚などの法律系の記事を中心にダイエット、恋愛、旅行、インテリアなど、さまざまなジャンルの記事を執筆。2人目の出産を機に妊娠・出産・子育て・マネー系などのママ向け記事に力を入れるようになる。