2:「男から連絡するなんて」と彼女の寂しさを放置した
「元彼は、あまり自己主張するほうじゃなくて自分に自信がないタイプでした。
女性には優しいし穏やかなところが好きで付き合っていたのですが、自分が休みの日でもいっさい私に連絡をしてくることはなくて、『寂しいからLINEくらいしてほしい』とお願いしたのですが『男から連絡するなんて、女々しい』と返されてびっくり。
それで私がデートに誘うのが当たり前になり、たまに連絡しないと『俺のことは忘れているんでしょ』とすねたLINEが来るようになって、『たまには自分からも電話したら?』『好きなら会いたいと思わないの?』と返すと音信不通。
男のプライドというか、単に好かれている自分を実感したいだけなのかなとも思いました。
結局私が疲れてしまって、『いつも私から誘わないと会えないような関係はおかしい』と言ったら『じゃあ仕方ないね』と返されて別れました。
でも、元彼が私に未練いっぱいなのはわかっていて、それからしばらく友人たちに私の近況を確認していたそうです。
別れた元カノの状態を知りたがるなんて、それは女々しいとは言わないの?」(27歳/企画)
自分からまめに連絡したりデートに誘ったり、女性に好意を伝える行動を避けるのは、「断られたら恥をかく」「自分ばかり好きだったら傷つく」など、相手のことより自分を守りたい気持ちがはたらくからです。
こちらの男性は、彼女から誘われると絶対に断らないし何時間でも一緒にいてくれるのですが、自分から愛情を伝える言動はほとんどなかったそう。
それを「女々しいから」と片付けてしまうと、彼女の愛情はいつまでも報われません。
彼女の寂しさをわかっていて放置するのは、愛情ある彼氏の姿とはいえませんよね。
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男のプライドといっても、我の強さやたくましさばかりが表に出るとは限りません。
自分に非があるときでも頭を下げることができない、自分は受け身に徹して女性が動くことを当たり前とするような姿勢も、ネガティブな自尊心に見えます。
問題なのは、そんな自分が女性にどう思われるか想像できないところ。
自分のせいで彼女の愛情を失っても、それを認めない限り誰ともいいお付き合いはできません。
プライドにこだわりすぎると、何より大切なものが手に入らないのですね。