オイルのつけかた
オイルは、必ず濡れた状態の髪につけます。
洗髪後、しっかりタオルドライをしてから、オイルを500円玉程度の量を手のひらにとり、両手でしっかりオイルをのばしてからつけます、。
付ける場所は、髪の中間〜毛先だけにしてください。根元には決してつかないようにしてくださいね。
ボリュームを抑えたい場合でも、根元付近からつけるとボリュームダウンになりすぎたり、ベタつきの原因になりますので避けましょう。
そして、毛量の多い後ろの髪から付けましょう。
最後に、手に残ったオイルで、髪の表面にさらっとなじませます。
髪が少なく毛先の広がりのみ気になる方は、毛先のみだけつけてくださいね。
オイルを髪全体に均等にのばしたい場合、粗めのブラシを使います。
ブラッシングの順番も、オイルをつける時と同じで中間〜毛先を整えてから、最後に、根本から毛先へブラッシングするようにしましょう。
濡れてる髪はとても繊細な状態です。くれぐれも根本からブラッシングしないようにしてください。
髪の乾かしかた
乾かすときには、キューティクルにそって乾かします。
キューティクルは、うろこのように何層にも重なり合っていて、この部分を意識して乾かしてあげることで、髪がまとまりやすくなるんです。
その『うろこ』たちは、根本から毛先に向かっておおっていますので、まず乾かすのは頭皮から。
上(頭皮)から下(毛先)に向けて、ドライヤーをあてましょう。髪と髪の間に空気が入るように、手ぐしをいれてあげながら乾かすのがコツです。
ぜひやってみてくださいね。
【取材協力】高倉里美さん
年間3,600名の髪を結う、ヘアセットのプロフェッショナル美容師。
ヘアメイクアーティストとして、ブライダル、舞台、講師としても活躍中。