子どもの教育資金などを貯めるために、家計のやりくりを頑張っているママも多いですよね。しかし節約には、ツラいイメージを持つ方もいるでしょう。
そこで紹介したいのが、関西のおばちゃんたちの簡単で面白い節約アイデアが詰まった書籍『カンサイ式節約術』です。
今回は本書の中から、財布管理に厳しい関西人から学ぶ「無駄遣い防止の心得」をお届けします。貯金のために、無駄遣いや衝動買いを減らしていきましょう。
1:「安いから買う」をやめる
普段は節約を心がけているのに、特売品やタイムセールをしているとつい買ってしまうことはありませんか?
また「この洋服素敵だけど、今月ピンチ……でも欲しい……だけど……」と葛藤の末に結局衝動買いをしてしまうこともあるでしょう。
そこで意識したいのが「悩む理由が値段やったら買う。買う理由が値段やったらやめる」ということ。安いから買うのは、タンスの肥やしのもとなのです。
また値段がもう少し安ければと悩むなら「自分がすごく気にいっている」という証拠なのだそう。そういうものは忘れにくく、使い続けるといいます。
2:試着できなかったら買うのを諦める
あなたは洋服を試着してから買いますか?バーゲンの時や、混雑時には、試着をせずに購入する方もいるでしょう。
しかし勢いで購入しても、着ない、サイズが合わない、着てみたらイメージと違ったという経験は誰にでもあるはず。
そのような無駄遣いをなくすためには、必ず試着してから買うことが大事になるとのこと。そして「試着できなかったらスパッと諦める」という自分ルールが、早い者勝ちのバーゲン熱にアテられないコツだそうです。
3:目星をつけてそれを目指す
ショッピングセンターに行くと、お目当ての商品以外にも、いろいろ店舗を見て回ってしまいませんか?「タイムセール中です」「今だけですよ」との呼び込みに、つい足を止めてしまうこともあるでしょう。
無駄遣い防止には、あらかじめ欲しいものに目星をつけておくことが大切だといいます。買い物はそれを目指すか、「◯ヶ所」と見るお店の数を決めるようにするようにするのです。
最初から行く箇所を決めておくことで、目移りすることも減るのではないでしょうか。
4:欲しい洋服があったらファストファッションへ
毎年ファッションの流行は変わりますよね。トレンドを追いかけて、毎シーズン新作商品を買っている女性も多いでしょう。しかしブランド物のアイテムを揃えると、結構な出費になるもの。
そこで欲しいアイテムがあったら、まずファストファッションを探すとのこと。ファストファッションこそ流行に敏感なため、似たようなアイテムが見つかるといいます。
流行りの洋服を買っても、翌年には着なくなる可能性が高いので、トレンドは安いファストファッションで押さえるようにするといいかもしれませんね。
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書籍『カンサイ式節約術』は、値切りの話術、日用品の意外な使い方、廃品の再利用術など、節約上手の関西のおばちゃんたちのアイデアを学べる一冊。マンガやイラストが満載で、楽しみながら節約術を身につけることができますよ。
「えっ、そんなことまでする?!」と、ツッコミたくなる面白い節約術も必見です。