「好き」と言わない彼の心理

彼が言葉にしないワケとは

彼が「好き」とか「愛してる」といった言葉をちゃんと口に出して表現してくれないと、本当に自分のことを好きだと思っているのか不安になりますよね。

一体なぜ言葉にしてくれないのか、その理由を見ていきましょう。

◆理由を必要とするから

女性は好きという気持ちが溢れてくると「好き」だと言葉にするのに対して、男性は相手が好きであってもそれだけでは言葉に出さないことが多く、付き合ってもらうために気持ちを伝える必要があるとか、相手に喜んでもらいたいという「理由」があると言葉にするのです。

◆態度で表現しようと考えているから

言葉で表現するよりも、態度で愛情を表現しようと考えている男性もいます。

男性にとって言葉は一種の「軽さ」を示すものなので、言葉で示すよりも態度で相手に伝える方が重要だと考えるのです。

彼女との結婚を考えて出世の努力をしたり、結婚している場合はもっと稼いで家族に楽をさせてあげようと心に決めて働いている人も多いです。

◆そもそも気持ちを表現するのが苦手だから

男性はもともと感情を言葉で表現するのが苦手な傾向があります。

女性は話しながら考えて、話しながら考えをまとめていきますが、男性は考えをまとめてから話をする傾向があり、話に出てこない詳細な部分でさえ考えをまとめて説明できるようにしているのです。

しかし感情とは説明するものではなく自然と湧き上がってくるもの。そのため感情を示す「好き」「愛してる」といった言葉も言えないのです。

◆単に恥ずかしいから

愛情はあるのだけれど、気恥ずかしさから中々言葉にできない場合もあります。

どの理由にも言えるのは、必ずしもあなたへの愛情が薄れているわけではないということです。

しかし、女性にとって言葉は態度と同じくらい大切なものですよね。

態度と同じく言葉も重要であることを彼に説明した上で、ちゃんと口に出してほしいと伝えるのもいいかもしれません。言葉にしてもらった時は、大いに喜びましょう。

オススメ!簡単にできる“手抜きの愛情表現”

言葉も大事だと分かっていても、やっぱり恥ずかしい場合にオススメの方法があります。

それは、二人にしか通じないオリジナルの言葉で”手抜きの愛情表現”をすること。

他の人には意味が分かりづらい言葉を「好きだよ」の代わりに言い合うのです。代わりになる言葉は二人だけに通じれば良いので何でも構いません。

言葉だけでなく、指と指をくっつけて疑似的にキスをしたりするのもいいですね。

この”手抜きの愛情表現”の良いところは、何といっても「好き」「愛してる」と言うよりも気が楽なので継続して実行できるところ。

気軽にできる上にお互いの愛情を確認することができますし、繰り返し実行することで二人の愛情を長く続かせる効果もあります。

中々好きと言えない彼には、「好き」と言うよりハードルの低いこの”手抜きの愛情表現”を提案してみてはいかがでしょうか。

原作:織田隼人

フリーの漫画イラストレーターです。シンプル・かわいい絵柄からギャグ調の絵柄まで、様々なイラストカットや4コマ漫画などを描いております。心理に関係することやファッションについて考えたり調べたりするのが大好きです。