靴あらい

洗濯などは、操作が難しいですよね。干すのも子どもの手に大人の服は至難のわざです。

子どもが汚した自分の靴を洗ってもらうのがいいでしょう。砂や泥などは水にぬらせば落ちやすく、それほど力がいらないので子どもにも任せやすいです。

子どもの靴は洗ってもすぐ汚れるので、親も「このクオリティでもいいか」と妥協しやすい、手ごろなお手伝いでしょう。

玉ねぎなどの皮むき

包丁やお皿などの取り扱いは、年齢的に任せにくいこともありますよね。そんなときは、玉ねぎやにんにくなどの皮むきから任せるといいでしょう。

慣れてきた頃に、人参やじゃがいもなどの皮むきをピーラーで剥くことから慣れていくといいですね。

お手伝いで子どものやる気をアップさせる方法は?

子どものお手伝いを継続させるためには、子どものモチベーションアップをはかれるような工夫をするといいでしょう。

おやつ

子どもが前向きになれるようなご褒美があるといいですね。

おもちゃなどを買い与えるのは、子どもの要求がエスカレートするのでおすすめできません。毎日のなかで無理なく続けられるご褒美といえば、3時のおやつ。

「これ終わったらおやつだよ」など、お手伝いに子どもが張り切れるような声かけをしましょう。

シールなどをカードに貼ってあげる

子どものお手伝いは、どれほど親の役に立ったのか分かりにくいものでもあります。お手伝いが身にしみて自分に生きてくるのは、子どもが自立したときではないでしょうか。

子どもにとってお手伝いは、親がやってもいいものであり「なぜ自分なの?」と本質を理解していないこともあります。

「大人になったら働くんだよ」など、世の中の仕組みを教えてあげるとともにお手伝いカードを作ってシールなどを貯める仕組みを作ってあげるといいですね。

「一人でできた!」を実感させる

どんなに頑張っても褒めてもらえなければ、子どもにとっては退屈なものです。子どもがお手伝いをする理由は、大好きな親の「頑張ったね」の一言であることも多いものです。

やり残しや、注意点があっても叱らずに「頑張ったね」「家族の役に立ったね」など褒めてあげると、子どもの自立心が育つでしょう。

子どもも親もストレスフリーなお手伝いを

子どもにお手伝いをさせるためには、子どもやる気になっていることが一番です。

親の声かけやリアクション次第で、子どもが自らすすんでお手伝いをやってくれる日もくるかもしれませんよ。

年子兄弟を養育する1994年生まれ。一度の離婚を経験しシングルマザーに、そして子連れ再婚へ。数多くの恋愛経験から、恋愛コラムを主に多くのメディアでコラムニストとして活躍する。自身の体験をもとに執筆するコラムに定評があり、他者の心を動かす投げかけコラムを得意とする。そのほか介護の資格を所持しており、現代の介護事情にも詳しい。ブログ