子どものお手伝いを選ぶポイントって?

子どもにお手伝いを頼むと、親が一人でやるより時間がかかりがちですよね。スムーズに家事が運ばなくてイライラしてしまう親も多いでしょう。

そこで、子どもにお手伝いをさせるうえで考えたいお手伝いのポイントを紹介しましょう。

完璧を求めない

相手は子どもなので、親のようにスムーズにきっちりと家事をこなすことができません。

子どもがしてくれたお手伝いに「まだ汚れてる」など注意したくなることもあるでしょう。しかし、最初から完璧にできることは大人でもありえません。

どうして注意をしたいときは、子ども自身が「どうして失敗したのだろう」など考えられるアドバイスであるといいですね。

子どもが無理なくできるものを

料理の経験がない子どもに包丁を握らせると、おぼつかなくて頼みにくいことあるでしょう。お手伝いを考えるなら、まずは子どもができそうなタスクから任せると安心です。

親と子どもが別に行動できること

一緒にいると子どもがやること行動が目に入りがちでイライラした経験がある親もいるでしょう。

自分がお手本を見せたり、主導権を握っているうちに「結局子どもにやらせられなかった」ということになることもあります。

親と子どもが別のタスクを処理できると、そんなもどかしさも解消できるでしょう。

高所での作業を伴わない危険ではないもの

窓拭きや、足台を使っての包丁などは足取りがおぼつかない子どもに任せるのは危ないので控えるべきです。

どうしても子どもがやりたがるときは、危険なことや注意すべき点を教えた上で、親と一緒にやってみましょう。ひと通り教えたあとに、親の監視下で子どもにやってもらうとリスクヘッジが効きます。

幼児にもできるお手伝い4選

子どもにお手伝いをしてもらううえでのポイントをふまえた上で、子どもに任せられるお手伝いの具体案を紹介しましょう。

玄関掃除

ほうきは百円ショップなどでも手軽に入手することができます。子どものために「MYほうき」をプレゼントすれば、張り切ってやってくれるでしょう。軽くて掃除がしやすいものがオススメです。持ち手が太いと、子どもでも握りやすいはず。

玄関掃除は、靴を並べる大変さも理解するので、「帰ったら靴を揃えると自分の手伝いが楽になる」と自然に学習してくれるかもしれません。

お風呂掃除

子どもは水遊びが大好きです。夏場に向けて、ぜひ子どもにさせたいお手伝いの一つがお風呂掃除です。

濡れてもいいように、服はあらかじめ脱がせておけば濡れたのを気にせずに、長いこと熱中しながら浴槽を磨いてくれるでしょう。

お風呂での床磨きなどは「きれいになった!」と子どもの達成感が芽生えやすいので、泡がたちやすい石鹸を使えると子どものやる気もアップします。