個人的にクスッと来たのが「施術中に星空が楽しめる」的なサロンにて、とある理由で気分が台無しになってしまったエピソードです(詳しくは本書をご確認ください)。
また、店名こそは書いてありませんが、「本文に出てくる地名などをちょっと検索すれば出てくる」くらいのボカし方なので、都内近郊に住んでいるのであればガイドブックとしても重宝しそうです。
第1章「プチプラと私」、第2章「英世と一葉、旅立たせ。」、第3章「諭吉先生、出番です。」と、構成も値段ごとに分かれているという親切設計。
合間に挟まるコラムにも「リラクゼーション産業は女の風俗なのか?」「疑似科学との付き合い方」など、リラクゼーション道における命題についての回答が示されており、「わかる」と首を縦にふるしかありません。
mimot.を読んでいる方のなかでも、夜中に死んだ目でホットペッパービューティーを開いて30分以内に行ける24時間営業のマッサージ屋を検索したことがある人、いると思います。そういう人のための本です。
日々の疲れをカネで解決してる人は、ぜひ一読を。
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