2:他人の目を意識しないことで、もっと愛される
あなたは、「周りの人はうまくやれているのに、なんで私だけできないの?」「私はみんなにどう思われているのかな?」などと、自分に問いかけることはありますか?
人間は、自分と他人を比較し、勝手に劣等感を抱くことがあるとのこと。
先ほどのような問いかけを繰り返すと、いつも他人が優位の立場から自分を見ているという意識になり、自分自身に対する評価を下げてしまうのだそうです。
肯定的に自分を評価する「自尊感情」を持つには、自分への問いかけを変えていく必要があるといいます。
例えば「同じ失敗を繰り返さないためには、どうしたらいいのかしら?」「もっと好きになってもらうには?」といった感じに、自分の目線で問いかけます。
次につながる対策を考えプラスに発想を変えると同時に、他人への責任転嫁も一切やめるのです。
そうすることで、自然と自尊感情が湧き起こり、周りからの評価も上がるといいます。
愛される人は、自分で自分自身の心を満たせているとのこと。
旦那さんからもっと愛されるためにも、他人の目や評価を気にし過ぎないようにしたいですね。
3:感情に釣られず夫婦喧嘩を回避
夫婦間で意見が対立すること、喧嘩することはありますか?
機嫌が悪い、イライラ状態の旦那さんと接しているうちに、結局喧嘩になってしまうケースもあるでしょう。
イギリスの実験で、不機嫌な顔をしている人と、常に笑っている人の部屋にそれぞれ被験者に入ってもらい、1時間後に部屋から出てきてその感想を調査したそうです。
すると、不機嫌な人と一緒にいた被験者は血圧が上昇し、顔色が悪くなったのに対し、笑っている人と一緒にいた被験者は血圧の変化がなく、顔色が良かったとのこと。
つまり人は相手の感情に釣られ、自分の感情さえもコントロールされてしまうのです。
しかし、相手が感情的になるのは、向こうの都合であり、それに合わせる必要性はまったくないわけです。
もし相手の感情に釣られてしまいそうなときは、深呼吸を数回し、心の中で30秒カウントするとのこと。
それでもまだ相手の感情に釣られそうな場合は、さらに深呼吸を繰り返すそうです。このときは、決して相手の機嫌をとろうとしないこと。
たとえ旦那さんの機嫌が悪くても、自分は常に冷静でいることで、喧嘩に発展せずに済みそうです。
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こちらで紹介したのは、ほんの一部。書籍『メンタリズムで相手の心を97%見抜く、操る! ズルい恋愛心理術』には、パートナーと良い関係を築くための心理テクニックが満載です。
いつまでも仲の良い夫婦でいるために、本書からヒントを得てみてはいかがでしょうか。