すっごく悔しいの。だけど緊張しないようになんてできないから。
初演のときも、観客の皆さんにどう思われているのか、いい意見も、悪い意見もすごく気になりました。もちろん私は、いい意見の方がいいし、それしか受け入れられないんですけど(汗)
初演のときは、良くも悪くも皆さんがどう思って下さったのかを知りたくて、皆さんの感想を見ていたんですが…。今回は全ッ然見てないです。
ファンの方からも手紙をもらって、いつもなら毎回全部読むんだけど、今回ばかりは、もらった当日に読むときと、翌日や翌々日まで置いてから読むときがあります。
最終的には全部読んでいるけど、
“今の自分のテンションで読んだら、言葉が心にささっちゃて、寝られなくなっちゃうな…”
っていうときもあって。そういうときは、時間をあけて読んでます。とにかく今は、“いかに自分の心を呼吸させるか”を考えてます。
ーー“心が呼吸できない”と、苦しいですね。
苦しいッ!!
人生の“ベスト3”に入るくらいッ!! って、「あとの2つは何? 」って聞かれても、思い出せないんですけどね(笑)
ーー心が呼吸できなくなりそうなときは、『これさえあれば。』をパラッと開いてみるとかはどうでしょう? でも今は、『王家』な毎日ですから、本をみる時間もないかもしれませんね。
今の自分が逆に読まなきゃいけないのかも。色んな壁やデコボコ道を乗り越えようとしてることを、主に本にしてもらっているから。今みたいに苦しいと思っているときにこそ、
“あのときも、こうやって乗り切ってたじゃん!”
って、思い出さなきゃいけないのかも。そう思って何回か本を手に取るんだけど。結局、(平方)元基さんとの対談ページを見て、「うんうん」って、『王家』のことばっかり考えちゃう(笑)
-
[最終回]「ミラチャイ」連載は「人間味のある宮澤佐江」を作った"ホーム"で"チャレンジ"できる場所&芸能活動を一時休止する理由とできた目標
佐江ちゃんにとって「ミラチャイ」は、「ホーム」のような感覚だった。なぜ今、お休みをするのか、ありのままの思いを話してくれました。約6年間、200回を超える連載の最終回です。
-
[第51回]宮澤佐江「ミラチャイ」連載の6年、200回も続いた理由がインタビューでみえたー仕事、境遇、思いに向き合う
48グループと舞台。2本の軸を歩むなかで出会った人たちが、佐江ちゃんにもたらした、卒業後の大きな変化とは。「ミラチャイ」連載を彩った数々の写真やエピソードで当時を振り返っていくと、約6年にわたる長期連載になれた理由が見えてきました。
-
[第50回]宮澤佐江と「ミラチャイ」連載の6年、200回以上を振り返っていくーやっと笑って話せるあのときのこと
どんなに時間が経っても変わらない、佐江ちゃんの「根っこ」にあるものとは。48グループを出てわかったこと。今、やっと笑って話せるあのときのこと。最終回に向けて、さらに尽きないお話です。
-
[第49回]宮澤佐江が新「ミラチャイ」連載で振り返る、舞台とともに駆け抜けた2年間ー「出会い」と「別れ」さみしさと楽しさ
「これまでやってきたことの答え合わせが、今、できている」。2016年7月の新連載開始から現在まで、『朝陽の中で微笑んで』、公演中の『ZEROTOPIA』など、佐江ちゃんの約2年を振り返ります。
-
[第48回]宮澤佐江が新「ミラチャイ」連載で振り返る、舞台とともに駆け抜けた2年間【大切なお知らせあり】
2年前の7月、リニューアルして再スタートした「ミラチャイ」連載。『王家の紋章』初演にはじまり、現在公演中の『ZEROTOPIA』まで。舞台とともに駆け抜けた、佐江ちゃんの2年を振り返ります。