そういえば、昭和の頃や平成初期って、携帯ってなかったんだよね。

じゃ、彼からメールやLINEが来ないとか、彼が携帯に出ないとか、そういう心配ってなかったんでしょ。それなら昔は重い女なんていなかったんじゃない?
……いえいえ、やっぱりいたんです。

今回はその時代の恋人同士はどんな感じだったのか。重い女はどうだったのかご紹介します。

ひたすら電話…メールやLINEは存在しない

彼の自宅の電話にかけまくり、留守電に鬼メッセージ。

まるでLINEを連打するように、留守電に「今何してるの?」と入っているのです。そこで折り返しの電話がなければ、彼の家へ直撃です。

だから、まだ彼が帰宅できないときは、公衆電話を探して彼女へ電話します。また、彼女からの電話には率先して出ないといけないので、友人とおちおち電話はできません。

そして彼女の写真は定期入れや財布の中に。今でいうとスマホの待ち受けにさせる、という感じです。

SNSがないので足で調べる

SNSがないので、彼の日常や、つながりや趣味の友人のことなどは、本人に教えてもらわないと全く分かりませんでした。

彼の様子は、会社や家の前に待ちぶせで。待ちぶせは来ないときもあるので、忍耐に次ぐ忍耐。とにかく便利なツールがないので自分の足で調べなければならないのです。
連絡が取れない場合は心当たりの場所へ行き「来ませんでした?」「来てないよ」と聞き込みも。
体力やメンタルの強さも必要でした。筆者の知人女性は、張り込みのために車を購入していたような(笑)。

携帯がないので手帳チェック

携帯チェックの代わりに手帳チェック。彼も対抗して暗号、アルファベット、偽名などで書く。

でもそれも解読されるので、やましいことがあれば予定も電話番号も暗記しなければならなかったのです。

まるで「スマホ二台持ち」のように「手帳を二冊持つ」ことも。

今も昔も考えることは一緒ですね。