上の子が生まれて間もなく下の子が生まれ、年子を持つママは意外と多いもの。幸せいっぱいではあるものの、やっぱり年子の育児は大変ですよね。
特に乳幼児の年子を持つママは、下の子と上の子の相手をしなくてはならず、子供たちから引っ張りだこの中で「もうイヤ!」と頭を抱えてしまうことも少なくありません。
今回はそんな「年子育児」を乗り越えるために「上の子の面倒見が良くなる方法」について紹介していきます。
1.「お姉さん(お兄さん)みたい!」「ママみたい!」と上の子をよくほめる
上の子に面倒見が良くなってほしいのであれば、やっぱりよく褒めることが大切です。「弟のお世話ができるなんてもうお姉さんだね!」「ママみたいでかっこいいね」ととにかく褒めてあげましょう。
言葉にして伝えることで「自分はお姉さん(お兄さん)なんだ」と感じ、より下の子の面倒を見てくれます。下の子の面倒を見ていないときでも「一人でおきがえ出来ちゃうなんてお兄さんだな~」「全部ごはんも残さず食べられるなんて大人みたい!」と日常生活の中でよく褒めてあげてくださいね。
2.上の子と一緒に下の子を観察する
ぜひ、上の子と一緒に実践してほしいのが「下の子の観察」です。お昼寝をしているときや、おとなしく一人遊びをしているときなどを狙って、上の子と一緒に観察してみましょう。
「かわいいね」「小さいね」など、下の子がまだまだ幼いことを上の子に認識させるためにも、こうして観察しながら下の子の様子を二人で話すことは大切です。
「下の子は小さいから何かしてあげよう」というお世話心が芽生えやすく、意外にもあっさりと面倒見のよいお兄ちゃん、お姉ちゃんになってくれます。下の子を観察しながら「まだまだ〇〇(下の子)は小さいから助けてあげないとね」などと、声をかけるとより下の子の面倒を見てくれやすくなるでしょう。
3.小さな頼み事を習慣化する
上の子に小さな頼みごとをするのも一つの手。特に下の子に関する頼みごとを習慣化させると「下の子の面倒を見ることが当たり前」という生活へと変化しやすくなります。
例えば、下の子の食べこぼしを拭いてもらう、おやつをあげてもらう、一緒に遊んでもらう、おむつを持ってきてもらう、など簡単なものでOK。こうした頼みごとを繰り返していくうちに、頼まなくても下の子を気にかけてくれるようになるのです。
しかし、最初からあれもこれも、とたくさんの頼みごとをするのはNG。「下の子ばっかり…」と上の子をがっかりさせてしまうので、初めのうちは1日1つの頼みごとからスタートしましょう。