4.「頑張ってくれているから」と秘密のご褒美を用意
下の子の面倒を見てくれるようになったり、自分のことは自分でやっていたら「秘密のご褒美」をプレゼントしてあげましょう。プレゼントとはいってもおもちゃを買い与える必要はありません。
「下の子には内緒ね」とおやつをあげたり、いつもよりちょっとだけ就寝時間を遅らせて秘密の時間を過ごしたりすることで十分。やはり、お兄ちゃん、お姉ちゃんとはいってもまだまだ子供。がんばったらご褒美がほしいというのが正直な気持ちです。
いつも頑張ってくれている上の子に、ちょっとしたプレゼントを用意してあげてくださいね。
ちなみに、ただご褒美を与えるだけでなく「自分だけのご褒美」「下の子には内緒のご褒美」を意識させることで、これからも下の子の面倒を見ることに積極的になる傾向にあります。
プレゼントをする際にはこうした特別感を演出してあげるとよいでしょう。
5.あえて忙しそうなそぶりを見せる
洗濯もの、食事の用意、掃除など、ママには育児のほかにもやることがいっぱい。こうした家事を忙しそうにこなしてみると「自分も何か手伝おうかな」という気持ちが芽生えてきます。
食事の用意をしている最中に下の子が泣けば、「今手が離せない~どうしよう~」とちょっと困ったそぶりを見せてみるのもよいでしょう。「じゃあ自分が行くよ!」と自分から動いてくれるようになり、言葉で「手伝って」といわなくても、何をすれば良いのかを自分で判断しやすくなります。
ただ、常にバタバタと忙しそうにしてしまうと、上の子に寂しい思いをさせてしまうので要注意。
「食事の用意の時だけ忙しそうにする」「洗濯物を干しているときだけ忙しそうにする」など、1日の中で忙しそうにするシーンは1つに絞って実践しましょう。
まとめ
年子の育児は予想していたよりもずっと大変だった……と感じているママは少なくありません。大切なわが子たちに全力で向き合っているうちに「もうイヤ……」と頭を抱えるママもいるのが現状です。
しかし、上の子が下の子の面倒を見てくれるようになると、育児はぐっと楽になるもの。今回の記事ではそうした上の子の力を上手に借りるための生活習慣について紹介しました。
とはいっても、上の子ばかりに負担をかけることはNG。まだまだ小さな子供であることを忘れずに接することも心がけましょう。