子どものしつけ。いざ親になってみると、本当に難しい問題です。
子供ができるまでは、そういった話しを聞くと「子どもだって言えばわかってくれるんじゃない?」といった感想だけでしたが、いざ子供ができるとそれが間違いであることに気が付きます。
大人のように「○○してください」なんて言っても当然のことながら聞いてくれないのです。
子どもには子どもなりの言い分があります。まぁ、それはわかるのですが、その主張だけを組み上げることはできませんよね。
そこで、これは便利そう! といったグッズを用意して、その「目的」を明確にし、行為をわかりやすく「視覚化」し、やり遂げた際の「イメージ」を与えることで、自発的にできるようにしていく。といったアプローチを取ってみましたよ。
果たしてこのパパの戦略に4歳の娘は見事ハマってくれるのでしょうか?
きちんと靴はそろえて脱いでね
子どもが帰ってくると靴がアクロバティックな姿で脱ぎ捨てられていることが多々あります。きとんと靴はそろえて脱いで欲しいのでお願いしたのですが、やはり幼稚園から帰ってきたら遊ぶことが第一なようですね。
そこで、学研ステイフルの「OURHOME おかたづけ育 靴おきマーク 」を利用してみました。
「今日から、その靴の場所はここね」と、教えたのはそれだけでしたが、見事靴を揃えて置くようになってくれました!
たった2枚のシールですが、置くべき場所と、完成形を「イメージ」させるという意味では非常に効果的ですね。
せっかくなので、キッズシューズラック ラビットも購入。
普段履いている靴をそこに並べておいたところ、勝手にお片付け(本人曰く、「プリンセスになるために飾っているの」)するようになりました。子どもの靴が散らばっているご家庭には効果のあるアイテムです。
外から帰ってきたらきちんと手を洗ってね
うがい手洗いは感染症予防に重要で、必ず習慣づけたいしつけです。
でも、何度言ってもちょっと手を濡らして、拭いて、終了。それでは何も落ちてません。
そこで、きちんと手を洗うことでちょっとした「変化」を起こしてみることにしました。ミューズの色が変わる「ノータッチ泡ハンドソープ」です。
この泡、手に取った時の泡には色がついていますが、これをゴシゴシとこすっていくと次第に白に変わるといった不思議な泡なんです。つまり、ちゃんと白くなったら手洗い完成! といったしくみですね。
どのくらい手を洗えば良いのかといった時間や方法を「視覚化」できる、良い石鹸ではないでしょうか。子どもも、面倒くさがりつつもきちんと手を洗ってくれるようになりましたよ。
なお、泡ハンドソープには自動式と手動式の2種類があります。どちらでも良いと思いますが、自動で泡が出て来るというのは子どもとしても面白いようなので、こちらを選んで正解でした。
きちんと1回分だけ出てくるので、泡だらけになることはありません。
いつも使っている手洗い石鹸から変えたくないという場合は、こんなものも。これはシヤチハタの「おててポン」という手洗い練習スタンプ。スタンプが消えるまでしっかりと洗おう! といった、子どものやる気を刺激する手洗いレクチャーができますよ。
スタンプの柄はバイキンが描かれているので、「手を洗ってバイキンをやっつけちゃおう!」といったイメージ付けですね。