せっかくのお出かけなのに、赤ちゃんが大泣きしてしまった…という経験を持つママは少なくありません。

しかし、出かけるたびに泣いていたり、初めて行く場所にのみ泣き出すという場合にはもしかしたら「場所見知り」が原因なのかもしれません。

今回はそんな場所見知りの対処法について紹介していきます。

場所見知りする原因は?

そもそもなぜ赤ちゃんは場所見知りをするのでしょうか?

まずは、対処法を知る前に、具体的な原因について把握しておきましょう。

1.見慣れない場所で不安

赤ちゃんの中には、極度に怖がりであったり、神経質であったり、などの性格を持つ赤ちゃんがいます。過ごしなれたお家とは違い、外が強い刺激となってしまうこともあります。

見慣れない風景や、初めて見る建物などに不安を感じてしまう赤ちゃんは意外と多いもの。こうした赤ちゃんの不安が場所見知りとしてつながってしまうのです。

2.ママの緊張や不安が伝わっている

「泣かずに過ごしてくれるかな」「もしも大泣きしてしまったらどうしよう」など、赤ちゃんとのお出かけに緊張してしまうママは少なくありません。しかし、そうしたママの緊張や不安は赤ちゃんにも伝わってしまうものです。

ママの不安を感じると、当然赤ちゃんにも不安が伝染してしまい、場所見知りとなってしまうことがあります。

「出かけるたびに泣かれる」というママ。もしかしたらそれは、ママの不安感によるものなのかもしれません。

3.周囲が賑やかすぎる

場所によっては、絶えず音が響いているような賑やかな場所もありますよね。

絶えず車の走行音が響き渡る道路や、いろいろな音が飛び交う店内、実家に帰った時の大きな声や笑い声など、赤ちゃんの周囲が賑やかだと、音に敏感な赤ちゃんにはストレスとなってしまいます。

いつも聞いているママの声やテレビの音とは違う音に、驚いて大泣きしてしまうことは珍しいことではありません。

騒がしい場所に行ったときやうるさい場所にいるときだけ泣く、という場合には「音」が原因の場所見知りの可能性があります。

【対処法はある!】すぐに使える場所見知り対策

ここからは、赤ちゃんの困った場所見知りの対処法について紹介していきます。事前準備がいるものといらないものについて紹介するのでぜひ参考にしてみてくださいね。

1.ビニール袋をガサガサする

ビニール袋をガサガサする音は、赤ちゃんを心地よく刺激してくれる音です。赤ちゃんの興味を引き、慣れない場所での不安から意識を背ける効果を期待することが出来ます。

また、ビニール袋の音は赤ちゃんが好きな音でもあるので、場所見知りで泣いているとき以外にもビニール袋の音は、赤ちゃんの機嫌が直りやすくなります。

外出時には常にビニール袋を持参し、泣いてしまう前からビニール袋であやしておくと大泣きを回避しやすくなるでしょう。また、物をつかんだり握ったりできる月齢の赤ちゃんの場合には、自分でビニール袋を持たせてみるのもアリ。

赤ちゃんに合った方法でビニール袋を活用してくださいね。