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「たんばらラベンダーパーク」といえば、高原フラワーパークの元祖ともいえる存在。約20万㎡という広大な園内には、こいむらさきに代表される早咲き、おかむらさきなどの中咲き、そして、スーパーセビリアンブルーなどの遅咲きが咲き誇ります。

その数、なんと5万株。しかも、園内のどこででも常に観賞できるようレイアウトされており、来場者は1点に留まる時間が短いという傾向も。そう、広大な敷地と回遊を促すレイアウトで、比較的“密”になりにくいという利点があるのです。

気温が高くなってきた6月ぐらいから少し運動不足になっている人も多いでしょう、ラベンダーの香りを満喫しながら高原散歩も良いですね。

約10分の空中散歩で高原の涼しげな風を感じる

たんばらラベンダーパークへは関越道 沼田ICから約30分、首都圏から約2時間という好立地。2,000台収容という無料駐車場に車を停めたら、入園券・リフト券を購入して園内へ。

ゲートをくぐると、まず目に飛び込んでくるのは色とりどりの花々が虹のように並ぶ彩の丘。人気のフォトスポットともなっています。

そして、全長700mの夏山リフトへ。彩の丘を右手に見て、高原の涼し気な風を肌に感じながら、約10分の爽快な空中散歩。リフト搬器は適宜消毒、相乗り乗車はNGで、ご家族・グループごと、希望すれば1名乗車にも対応してくれるので安心です。

【夏山リフト】
■料金/(往復)大人900円、小学生600円 (片道)大人500円、小学生400円
※未就学児無料

リフトを降りると、そこは標高1,300m。そして、目指すはラベンダーパークの最上部、標高1,350mの大展望台。園内の道はしっかり舗装されているので、車イスやベビーカーでも問題ありません。

こいむらさきやおかむらさき、グロッソなど、色や香りが微妙に違うラベンダーの様々な品種を堪能しながら、園内散策。途中、ニッコウキスゲやマリーゴールドなども観賞しつつ、大展望台に到着します。そこから一望するラベンダー畑は絶景! ちなみに、大展望台周りのラベンダーは遅咲き品種が中心なので、まさに、これから見頃を迎えます。