9月から10月にかけては、実は引越しの「第2のオンシーズン」と呼ばれる繁忙期。人事異動などで転居する人も多く、物件数も多いと言われています。

コロナ禍で春先の引っ越しを見送った人は、この秋の引っ越しの準備に向けて、動き出すには、今からがベストタイミングと言えます。

引っ越しで重要なのが引っ越し業者選び。今回はたかくら引越センターの代表の高倉弘樹さんに、スムーズに引っ越しができるコツをお聞きしました。

先輩芸人の引っ越しを手伝ったのが起業のきっかけ

困ったことがあれば、引っ越しのプロに、相談をしてみて!

――高倉さんは、お笑い芸人としても活動されています。引っ越しの仕事を始められたのは何がきっかけだったのでしょうか?

高校までは福岡県の田舎の方に住んでいたんです。そこで、ずっと芸人になりたいと思っていたんです。

芸人になるために上京して、やっていたのが引っ越し屋のアルバイト。ある時、先輩から引っ越しの手伝いをやってくれって頼まれたんです。

吉本の芸人は先輩の引っ越しを手伝うっていうしきたりがあって、大勢呼んで。10人くらい呼んでいたのですが、僕が一人入ったことによって、10人呼んでいたのが「お前ひとりだけでいい。お前別格だな」みたいに言われて。

車もバラバラで2、3台呼んでやっていたのが、僕がトラックを持っていけば一気にできるし。そこから口コミで広がって、芸人の方の引っ越しを僕が請け負うようになったんです。

――最初は、芸人の引っ越しの手伝いから始まったのですね。

そうです。それが、「たかくらってやつが引っ越しをやってくれた」って芸人の先輩がSNSで呟くようになって。一般の方からも「私もやってほしい」ってDMが来るようになった。

これは起業できるなって思ったんです。今だから言えますけど、芸能界の引っ越し屋の需要ってあるだろうなって、うすうす思っていたので。まあ起業のための借金するときは緊張しましたが(笑)やっていけるという感覚はありましたね。

今は、利用者の4割は業界の方(芸能界)、6割が一般の方です。

引っ越し芸人たかくらに13の質問!「成功する引っ越しのコツ」

たかくら引っ越しセンター代表で、芸人でもある高倉弘樹さん

――引っ越し会社はいつくらいから決めればいいの?

時期にもよるんですが3月のような繁忙期は、2カ月から3カ月前から予約する。繁忙期ではない時期は1カ月前でも間に合うかも。

引っ越し会社の方は、前から決めてもらっていた方が、そこを中心に予定が組めるので助かるんです。引っ越しの計画が決まった時点で相談してみてください。

――引っ越し会社はどのように選べば失敗しない?

みなさん、CMなどで知名度がある引っ越し業者から選んでしまうと思うんです。

僕らのようなCMをやっていない引っ越し業者を選ぶポイントで、お薦めなのは、住んでいるところから一番近くの引っ越し屋さん。利点は引っ越し屋さんがすぐ行けること!

訪問の見積もりでも、現場であってもすぐ行ける。すぐに行けるということは、事前に荷物の多さをチェックすることで、費用の追加などが起きるようなトラブルを防ぐことができるんです。