ようやく、給食代やPTA会費の引き落としが始まったら残高ミスで大慌て

わが家の長男はこの春から小1となりました。入学式だけなんとか実行したものの、緊急事態宣言になっててそのまま5月末まで自宅で過ごすという驚きの新1年生ライフになりました。

ようやく授業も始まり、学校生活(と学童生活)にようやく慣れてきたところです(掲載時点では遅い終業式があり、短い夏休みです)。

親としても小学校のある生活に慣れてきたある日のことです。連絡帳に「引き落とし失敗のお知らせ」が入って驚きました。給食代等の最初の引き落とし日が遅れて始まり、引き落とし口座の残高不足で失敗してしまったのです。

メインバンクを引き落とし口座に指定できればいいのですが、公立学校の場合など、銀行口座を自由に指定できないことがあります。わが家のケースでは、「ゆうちょ銀行」が指定されています。

わが家ではゆうちょ銀行に口座がなかったので、入学説明会を受けて慌てて開設したのですが残高ゼロのままでした。その後、学校にも登校できなくなってしまいましたので、すっかり入金を忘れていたのです。あわてて郵便局のATMに走りました。

給食費に限らず、学習教材費、学童費など引き落としはいくつかあり、同じような失敗をしてしまったファミリーもあるかもしれません。あるいは来年新1年生になる子どもがある世帯のためにも、今回は2つの対策を紹介したいと思います。

対策1:スマホで給与振込口座から指定口座へ振込する

ひとつは、自分のメインバンク(給与振込口座)から、スマホで振り込みできる体制を作っておくことです。郵便局の営業時間を気にすることで、振込がすぐできないのであれば、ネットでささっと振り込めばいいわけです。

ほとんどの銀行は独自のアプリかWEBサイトからモバイルバンキングで振込ができるようになっています。初期設定までしておけばあとは簡単です。

ただし、ゆうちょ銀行は一般の銀行と違い、支店名に独自ルールを採用しているので注意が必要です。というのは「神楽坂郵便局」があったとして「神楽坂支店」で検索しても表示がされないからです。

私の場合だと「カグラザカ」ではなく「一三八」となります。ちなみにカタカナで入れる場合は「イチサンハチ」です。一般の銀行とはルールがちょっと違うので注意してください。通帳の最初のページに記載があります。

[入力方法]

  • 銀行名(番号) ゆうちょ銀行(9900)
  • 支店名 ここで通帳に記載の「店名」の番号を記入する
  • 預金種目 普通(総合通帳の場合)
  • 口座番号 あなたの口座番号を記入する

悩んだ場合、ゆうちょ銀行のホームページに、「記号番号から振込用の店名・預金種目・口座番号を調べる」という変換用ページもありますので、キャッシュカードの番号を入力してみるといいでしょう。

2回目からは、それぞれのモバイルバンキングで振込先を登録しておくと、入力の手間が省け、間違いも防げるようになります。最初の振込が成功したかは、ゆうちょ銀行のモバイルバンキングなどを使って確認をしておくとより安心です。

また、ファミリーマートの一部ではゆうちょ銀行のATMが設置されていますので、自宅近くに設置されていれば深夜の振込も行えます。(23:55~翌0:05だけストップするようです)