叶った?叶わなかった? 思い描いたバースプラン
さて、私が出産を予定していたのは、NICUまで併設された大きな総合病院でしたが、「希望のバースプラン」を聞かれる機会がありました。
私が希望したのは、
1)極力LDRで出産したい
2)裂けるくらいならさっさと会陰切開してほしい(キレイに戻したいので)
3)好きな音楽を聞いて出産したい(ポジティブに頑張れそうだから)
4)胎盤を見てみたい
5)カンガルーケアはやりたい(母性を絞り出したい)
6)夫の立会い希望
という6点。そして、叶ったのは、5と6の、2つのみでした(涙)。
極力LDRで出産したい
LDRに関しては、先に破水したため、これは子宮口が開ききるまでにかなりの時間が必要と判断されて、陣痛室に通されたのだと思います。
もともと、LDRは埋まってしまっていたら使えません、と聞いていましたし、その病院にはLDRは2部屋しかなく、私が1部屋を長時間占拠することはできなかったのではないかと。
途中でまだLDRに移れませんか?と確認した時に、助産師さんの返事が曖昧だったので、入院した時から「陣痛室→分娩室移動コース」に変更されてたんじゃないかな、とも思っています。
こればっかりは仕方ないですね。まぁせめて、そう言ってくれれば良かったのに、とは思いますが(笑)。
さっさと会陰切開してほしい
裂けるくらいならさっさと会陰切開してほしい、という希望ですが、切開するまでもなくガッツリ裂けていたようで、叶いませんでした。
おそらく、上手にいきみ逃しできなかったのが原因なんではないかと…。
ただ、後日の診察で、幹部の状態を描いたカルテがチラリと見えてしまったのですが、ものの見事に3方向もの裂傷が描かれていて、ズタズタじゃん…と驚愕しました(泣)。そりゃ痛いわ…。
好きな音楽を聞いて出産したい
好きな音楽を聞く場合、CDを持ち込むならラジカセでかけてもらえる(レトロ 笑)というので、出産直前、睡眠時間を削って専用のCDを焼いたんですが、それを預ける余裕もなく出産は終了。
ダンナにCDの存在は伝えてはいたものの、出産前に病院側から確認すらされなかったので、自主的にこれかけてください!とアピールしてもらうよう仕込んでおいたほうが良かったようです。
事前に「バースプランは?」と希望を聞かれるタイミングがあったので、必要な時に声をかけてもらえるものだとばかり思っていたのですが、そうでないこともあるよう。
これは病院によると思いますが、当日、自分で手配するのは不可能に近いので、どうしても外したくない場合は、事前にきっちり確認し、その瞬間にしっかり要望を伝えられるようにしておいたほうが良さそうです。
胎盤を見てみたい
レバーのようだとか、動物は胎盤を食べることで子宮が収縮するだとか聞き、どんなものか見てみたかったのが「胎盤」。
こちらもアンケートにさらっと書いただけだったため、ぐったりしている間に気付いたら後産が終わっていて、「胎盤は…」と聞いた頃には、すでに処分された後でした。
ということで、状況的に叶えるのは不可能だったものもありますが、しっかり確認&アピールしていたら叶った部分もあるように思います。
その辺りの病院の対応力に不安を感じたら、ぜひ、パートナーに盛大にアピールしてもらえるよう、仕込んでおくことをお勧めします(笑)。
さて、今回まで、妊婦である私視点でご紹介してきましたが、次回は「父ちゃんVer.」を公開。夫の視点から、立ち会った妻の出産を紹介します。
お楽しみに!
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