「そろそろ結婚を視野に入れよう」と、彼氏に結婚の話を思い切ってしてみたら……。態度がおかしかったり、意味不明の言葉が返ってくると「結婚できるのかな…」と不安になりますよね。
今回は「結婚する気がないんだな」と分かってしまったため、彼氏とのゴールインはあきらめ、別の男性と結婚した女性のエピソードを紹介します。
“結婚をあきらめざるを得なかった”エピソード集
生まれて初めて聞いた言葉のように……
「20代後半の頃です。彼氏に『結婚について何か考えてる?』とさりげなく聞いてみると、それまであれこれ勢いよく話してたのに、突然黙りました。
『結婚かあ……』とつぶやいていましたが、まるで生まれて初めて聞いた言葉のような反応でしたね。しばらくして『悪いけど、結婚について真剣に考えたことない』と言われました。今まで結婚のけの字も考えてもいなかったそうです」(ゆみさん・42歳)
結婚を常々考えている男性は少数派。若ければ若いほどその傾向は顕著です。「全く考えてないから結婚の話はしたくない」が本音でしょう。この彼氏は思いがけず結婚の話をされて、かなり驚いたのでしょうね。
まったく違う方向に……
「友達のウェディングドレスがきれいだった話をしたら、全然会話を続けないんです。急に“最近、表通りにできたラーメン屋の話”を『あ、そうだ』と言い出してきて話題をそらしました。
『テレビで紹介されたんだってさ。今度行くか!』って元気よく言ってたけど、本当に行く気があったのか怪しかったです。私はまったく行く気になりませんでしたけど」(なおさん・38歳)
話しをそらすのは、心のどこかに罪悪感があるから。罪悪感がなければ、その話について「考えていなかった」などなんにしろ答えます。そうではなかったのは、触れられたら困るから、もしくは痛いとこを突かれた……ということでしょうね。
「いつかするけどそれはまだ未定」
「彼氏に『いつかするけど今じゃない。そのいつかはまだ未定』と言われて。彼氏は自分で事業を興したばかりで大変な時期でしたが、私も一緒に苦労してもいいと思ってたのに。
『結婚はどうするの? 私も一緒に頑張るよ、苦労してもいいから』と、私の決意を言う前に『まあいつかするけど』って。今じゃなかったらいつするんだよ、今でしょ! とツッコんでしまった。結婚のための貯金を差し出さなくてよかった」(ゆきさん・31歳)
人には困難なことを先延ばししてしまう心理があります。結婚は困難なことなので「あとで考えよう」とぼんやり考えていたのでしょう。
彼氏の“人生の最優先事項”が仕事でさらに大変な時期だったため「いつか」と言ったのでしょう。先が見えていたら「来年に」など具体的な時期を言うはず。