違い3. 過去のことで揉めるor未来に向けて話し合う

恋人を好きすぎるからといって、過去に嫉妬して自分と出会う前の相手の過去をグチグチ言ってしまうのは「してはいけないケンカ」です。

一方、これからの未来にフォーカスした話し合いに終始するのは、「してもいいケンカ」になるようです。

「いつも元カノのことを批判する今カノにグッタリしてます。今更過去は変えられないし、言われるたびにウンザリなんです。そろそろ新しい彼女に乗り換えたいなって思って、出会いを求めてます」(30代男性)

「元カレのことが許せないみたいで、いつも“前の男はどうだったんだよ!”って言われる。けど、私も思い出したくない過去をいちいち思い出さなくちゃならないし、正直ウンザリなんです」(30代女性)

過去は今さら変えられないものですから、言われてもどうしようもありませんよね。嫉妬深さからこんなケンカをしないよう、気をつけなくてはなりません。

これらの3つのケンカはちょっとした違いですが、その未来には大きな差が生じると言っても大げさではないようです。

建設的なケンカができれば「雨降って地固まる」ですが、どうにもならないことで揉めたり相手を追い詰めたりしてしまえば、破局を招く争いになりやすいことがわかります。

せっかくケンカでエネルギーを使うなら、前向きなケンカを心がけるようにすると、ふたりにとって「良いケンカ」ができるのではないでしょうか。

「グルメや旅のライティングのほか、人間観察も得意。生活に密着したテーマの取材を重ねる。旅先で過ごす時間と温泉に浸かっているときが幸せ。結婚願望がなかったのに結婚してしまい、後悔しつつ毎日を楽しんでいる。」