「3年ほど付き合った彼女がいましたが、先日別れました。
気が合うし価値観でケンカすることもないし、いつか結婚をとは考えていたけれど、萎えたのは彼女が自分の家族を使って結婚を催促してきたから。
『お父さんがね、今の彼氏とは今後どうするのかって最近うるさいの』
『弟のところにもうすぐ子どもが産まれるんだけど、お姉ちゃんはいつ結婚するのってそればかり聞いてくる』
など、家族に急かされているような言い方をするんですよね。
何だか外堀を埋められている気がして、
『誰に何を言われても、結婚は本人たちで決めることなんだから気にしないほうがいいよ』
と、それに乗るつもりはないことをやんわりとアピールし続けていたのですが、
『家の中で肩身が狭い。彼氏がいるのにいつまでも独身って、やっぱりおかしいのかな?』
とかたくなに自分の気持ちを言わない姿に嫌気がさしました。
こんなやり取りが3ヶ月ほど続き、ケンカも増えてしまい別れました。
結婚したいならまず自分がそれを伝えるべきだと僕は思うし、こっちが動くように仕向けられるのは、本当にいい気がしません」(34歳/公務員)
早く結婚したいというアピールに家族を使うのは、彼氏にとっては逆にプレッシャーになり、話を進めづらくなります。
「まるでプロポーズしない自分が悪者のように思える」とこちらの男性は話していましたが、余計に言い出しづらくなるうえに、衝突が増えれば別れの原因にもなりかねません。
人を巻き込むのではなく、まず自分たちの気持ちを確かめるところからはじめたいですね。