第5話:「問題エピソード」

ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』 ディズニープラスで独占配信中 © 2021 Marvel

第4話で「うおおお! やったー! MCUが帰ってきた! おかえりなさい!! 」なんて歓喜して小躍りしてるところを、フルスイングでブン殴られた感じ。

おかえりとかじゃないよ…もう超えてる超えてる、普通に。

フェーズ4の開幕作から、このクオリティなの? すごくない?

怒涛の情報量に加え、内側も外側もバンバン話が進んで行きます。

様々な衝撃はぜひ実際に観てから体感してほしいですが、ラストシーンでMCUの歴史を変える大サプライズが投下されます。

観ていて普通に息止まったし、衝撃過ぎて全く寝付けませんでした。

第4話でMCUが帰ってきた事に喜んでいましたが、むしろ『アベンジャーズ/エンドゲーム』が全て始まりで、これから怒涛のようにフェーズ4の作品群がブン殴って来るスタイルなんだな、と。

"所詮スピンオフドラマ"なんて思っていて、本当すいませんでした。

本編以上に本編だし、冒頭でも書きましたが、普通にMCUの24作目でした。

改めて一生MCUについて行こうと、確信できたエピソードです。

第6話:「ハロウィーンの不気味な夜に」

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相変わらず、内側と外側の同時進行。

前回での大サプライズ要素も、普通にシットコムの世界に馴染んで、エピソードが進んで行きます。

とうとう外の世界にも影響が出始め、外の組織にもなんだか悪い奴がいそうな感じ。

ワンダは悪者にされてしまうの? 誰が正しいの? 何が起こってるの?

ワクワクが止まりません。

コミックファンには嬉しいサプライズもあり、今回でワンダ役エリザベス・オルセン女史のキュートさが限界値を超えました。かっわいい!!

第7話:「第4の壁を破って」

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現代に追いついたシットコムの世界観の中で、異変に気づき、行動を起こし始めるヴィジョン。

外側の世界から内側への干渉に成功し、ある登場人物がスーパーパワーを覚醒させたり、物語はさらに動いて行きます。

そして最後の最後に、今まで怪しいなーと思っていた人物の、本当の正体が発覚!

ワンダはどうなる?というか、これあと残り2話で畳めるの?

どうなるのーーーー!?

第8話:「前回までは」

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第4,5話以来の衝撃エピソードでした。

ドラマシリーズである事を最大限に活かした傑作である事を重々承知で言いますが、もう映画じゃん。

こんなん月額700円で観られるのおかしいよ…毎話3000円とか全然払うって。

ある意味で、MCUファンと言うかワンダファンにとっては、ご褒美のようなエピソードでした。

まさか6年前の作品の補完までさせてくれるなんて!

ワンダがこれまで登場してきた作品の、空白と言うか隙間が丁寧に埋められており、いちキャラクターへの掘り下げ度合が、もはや異常レベルです。

本当の"指パッチン後"

『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、宇宙からの脅威を退け、消された人たちが全員戻って来て、「よかったね!めでたしめでたし!」と、思っていたんです。

サノス以上の敵はいないだろうし、これ以上、フェーズ4で何を描くんだろう、って。

でも、本作では空白の5年の間に何かを失った人々の、悲痛な想いや喪失感がしっかり描かれていて、ハッとさせられた感じ。

「何もかも元通り! 」ではなかった事に、改めて気づかされました。

本エピソードを見た後に「なんやこれ」だった第1,2話を観返してみたら、抉られ過ぎてもう…!

とりあえず今後決定しているドラマシリーズにおいて、ワンダと同じレベルでバッキー、ファルコン、ロキ、ホークアイのキャラクターが掘り下げられるのかと思ったら、恐ろしくさえなります。

本家が制作するスピンオフシリーズ、やっぱり只事じゃないですね。

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