『ワンダヴィジョン』は全9話

では、全9話からなる『ワンダヴィジョン』各話の感想を、実際にご紹介して行きましょう!

筆者は「他マーベル作品やコミックの知識は全くなく、MCU作品群だけを追いかけて来たマニア」である事を前置きさせて頂きつつ、各話の見どころなんかを盛り込んでいきたいと思います。

第1話:「公開収録でお送りします」

ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』 ディズニープラスで独占配信中 © 2021 Marvel

まず、久しぶりのMCUオープニング映像に、胸が高まります。

「おお、いよいよフェーズ4が始まるのか…! 」と、ワクワクしながら見ていると、オープニングの途中で画面が白黒に…

どこか懐かしさを感じる、50年代を舞台にした、モノクロのシットコムが始まります。

何の説明もなく、郊外の街で何故か平和に新婚生活を送る、ワンダとヴィジョンのドタバタコメディ。

「これは、何を見せられてるの…? 」感は、正直否めず。

2話も同時配信だったので、すぐに次に進みます。

第2話:「チャンネルはそのまま」

ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』 ディズニープラスで独占配信中 © 2021 Marvel

引き続き、昔懐かしいモノクロのシットコム。

『奥さまは魔女』をパロったオープニングなど、クスっと来る場面はありますが、基本は第1話の雰囲気をそのまま引き継いでいる感じ。

ラジオの向こうからワンダを呼ぶ謎の声、モノクロの世界で何故か着色された血の色、世界観に合わない、謎の防護服の男など、終盤で少し不穏な雰囲気や謎も散りばめられつつ、一応は平和に終わります。

そしてラストには、モノクロ映像がカラーに。

正直1,2話の時点では、ちょっと脱落しそうでした…。

まぁせっかくカラーになったし、次はストーリーも少し動くかなと思い、やきもきしながら次週を待ちます。

第3話:「カラー放送」

ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』 ディズニープラスで独占配信中 © 2021 Marvel

時代は70年代に進み、ワンダが突然妊娠したり、相変わらずドタバタのシットコムが続きます。

また同じ感じで終わるのかな、と思いきや、ラストシーンで衝撃の展開!!

ワンダの過去について触れた住人が弾き飛ばされ、ついにワンダが能力を使います。

やっぱり、全てわかってこの茶番を演じてるみたい…黒幕はワンダなの? これからどうなるの!?

一気に面白くなります。

次週が待ち切れなさすぎる!!

第4話:「番組を中断します」

ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』 ディズニープラスで独占配信中 © 2021 Marvel

もう、大興奮!!!

予告の時点で悶えてましたが、一気にストーリーが動き出します。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』以来、1年半ぶりのマックスMCU感。

おかえりなさい!! ついに始まったね!!! 感が凄い。歓喜!!

明言は控えますが、とりあえずここで内側と外側の時間軸が揃いました。

たった30分の中に1~3話の種明かしと、重要な過去と舞台裏とカットシーンと、時系列の説明と巨大組織の存在と、加えて新たな謎を投下するの、冷静に考えて天才通り越して狂気過ぎる…。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』以上の作品はないと思ってたけど、今回は初っ端から最高にMCUしてた感じです。

最高。とりあえずケヴィン・ファイギすっげーわ。

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