毎話放映ごとに、アツい考察合戦が繰り広げられたディズニープラス オリジナルドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』。
2021年3月5日(金)に最終回を迎え、全9話が完結しましたが、MCU好きなのに未見と言う方、よく聞くんですよ…!
所詮ドラマだと思ってない?
MCUは見てたけど、『アベンジャーズ/エンドゲーム』でちょっと燃え尽きちゃったし…
最後のMCU作品から約1年半空いて、若干熱も冷めちゃったし…
ディズニープラスは気になるけど、登録めんどくさいし…どうせ所詮、スピンオフ的なドラマでしょ?と、思ってませんか?
そんな方に、声を大にして言いたい。
「後悔させないから、今すぐ見ろ!!今後のMCUに追いつけなくなるぞ!!!」
全MCUファン大歓喜、間違いなし!
もうね、すごいですよ。
生きててこんなに、毎週金曜日が待ち遠しかった事はないです。
ディズニープラスは月額700円のサービスですが、余裕で月7万払えるレベル。(家賃か)
鑑賞前は、スピンオフ的な感じなのかなーと思っていましたが、もう普通にMCU24作目でした。
"ドラマ作品"と言う形態だからこそかなう演出、毎話驚く小ネタの散りばめ方に、唸る伏線回収。
「もう映画やん」レベルの映像クオリティ、次回作への期待値の上げ方、さらに過去作の補完まで出来ちゃう。
せっかくMCUを追って来たのに、『ワンダヴィジョン』を見逃してしまうなんて、ハッキリ言って有り得ない!
絶対に全MCUファンに届くよう期待を込めて、核心に触れたネタバレは避けつつ、各話の個人的な感想と共に、紹介して行きたいと思います。
どこの時間軸?
本作は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界が舞台。
サノスに消された人々が無事に戻り、キャプテン・アメリカ、アイアンマン、ブラック・ウィドウらが既にいなくなっている、2023年の世界線です。
ヴィジョンは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』終了時で既に亡くなっており、指パッチンから戻ってきたワンダは、再会を果たすことが出来ませんでした。
ワンダとヴィジョンの結婚生活…?
そんな中で描かれるのは、ワンダとヴィジョンの幸せそうな新婚生活。
え?ヴィジョン死んでるのに?
もうこの時点で、意味が分からないですね。
筆者も予告編や、1,2話を見た後でさえ、疑問まみれでした。
正直、「MCUには詳しいつもりだったけど、ちょっとこの世界線、ついて行けないかも…」
と、不安になったほどです。
鑑賞前に知っておきたい「シットコム」
本作を鑑賞するうえで頭に入れておきたいのが、「シットコム」と言う単語。
「シチュエーション・コメディ」の略で、固定の舞台やキャストで1話完結のストーリーを紡ぎ、合間に観客の笑い声や拍手を挿入する、ドラマのいちジャンルです。
実際のスタジオに観客を入れて、笑い声や拍手を収録する方法が取られており、登場人物の置かれる状況によって、観客や視聴者を笑わせるコメディですね。
「『フルハウス』みたいなやつ」と聞けば、しっくりくると思います。
『ワンダヴィジョン』序盤のエピソードでは、このシットコムの中で、ワンダとヴィジョンがドタバタの新婚生活を送っていました。
また、実際にスタジオに観客を入れて撮影されていたことが、2021年3月12日(日)に配信されたメイキング『マーベル・スタジオ・アッセンブル』にて、明かされています。