ベビー・グルート|『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』

アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ハルクにスパイダーマンなど、強くてカッコいいキャラクターがたくさん登場するのが魅力のマーベル映画。

大迫力のアクションはもちろん、ヒーロー同士のクスっと笑えるユニークな掛け合いや。人間ドラマも魅力で、男の子だけでなく女の子のハートも捕らえて離しません。

そんなマーベルの魅力的なキャラクターたちですが、これまで「いそうでいなかった」、“カワイイ” 枠を担ってくれるのが、2017年5月12日(金)全国ロードショーの『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』に登場する、ベビー・グルートです。

つぶらな瞳と天真爛漫でオトボケな性格、でも本当はとっても強い?

マーベル史上最高にカワイくて魅力的なキャラクター、グルートをご紹介します。

ベビー・グルートって?

2014年公開の映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の続編となる今作『リミックス』。

前作は、幼いころに地球から連れ去られた過去を持つ音楽好きのアウトロー、スター・ロードが、超人的な身体能力を持つセクシーなエイリアンのガモーラ、家族の仇を討つべく宿敵ロナンへの復讐に燃える怪力男ドラックス、超毒舌のアライグマで天才戦略家のロケット・ラクーンといった、個性こぼれまくりの負け組たちと『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』を結成し、銀河に迫る危機に立ち向かっていくお話でした。

そのメンバーの中に登場していた『木』のヒーローがグルート。

前作では大きな体でノシノシと歩き、相棒のアライグマ、ロケット・ラクーンを肩に乗せていました。

 

グルートの魅力

そんなグルートの魅力といえば、オトボケな性格。

グルートは何故か「私はグルート」という言葉しか発することができません。

元気なときは「私はグルート! 」、わからないときは「私はグルート?」、怒った時は「私! は! グルート! 」と、「私はグルート」の一言で多彩な感情表現をします。

他のメンバーはグルートが言っていることがさっぱりわからないのですが、相棒のアライグマ、ロケット・ラクーンだけはグルートと完ぺきに会話をすることができます。

まるで『スター・ウォーズ』のハン・ソロとチューバッカのような関係なのです。

オトボケなグルートは、普段はとっても温厚。

メンバーが作戦会議をしている最中も、気付いたら自分の身体に生えた葉っぱをムシャムシャ食べて1人で喜んだりしていました。

実は強いグルート

“木” が持つイメージ同様、物静かで心優しいグルートですが、戦う時はとっても心強いヒーローに。

全身が『木』で出来てるグルートは、身体を自由に伸ばすことができる能力を持っています。

その能力を活かして、枝葉を広げて敵の攻撃を防いだりと、バトルシーンでも大活躍。

伸ばした腕で複数の敵を串刺し(!)にしてブンブン振り回したあとは、活躍できて嬉しそうにニッコリ笑うなど、優しいのか恐いのかよくわからない一面も持っています。

どうしてベビーに?

そんなグルートですが、どうして最新作『リミックス』ではベビー・グルートとして、キュートで小さな身体で登場するのでしょうか。

実は前作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で、グルートは仲間を守るために自分を犠牲にしてバラバラになってしまったのです。

大切な相棒を失ったロケット・ラクーンは、悲しみに暮れながら残骸になったグルートの枝を植木鉢に挿して大事にしていたところ、なんと枝からグルートが復活!

まだ小さな身体のベビー・グルートとして蘇ってくれたのです。

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