3つのパークのシンボルが神々しく輝く
「ディズニーパークの夜明け」は3本の動画があり、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの3つのパークのシンボルが登場します。
それぞれ75分ある、贅沢な時間です。
シンデレラ城 −マジックキングダム
日本人にも馴染み深いシンデレラ城が、暗闇から徐々に太陽の光を浴びていき輝き出します。
カメラは、お城の正面と斜め横から、そしてお城の塔からの3箇所あり、切り替わっていきます。
ゲストが普段見られないお城の塔からの映像は貴重です。
暗闇の中、街灯に包まれたシンデレラ城。
青とオレンジに光りながら、静かに夜明けを待っています。
少しずつ空が明るくなっていき、お城のライトアップも見えなくなっていきます。
そして日の出の時間。
お城から見た日の出という美しい映像です。
朝日を浴びるシンデレラ城の姿は、神々しささえ感じます。
やがて辺りの電灯も消え、朝を迎えたシンデレラ城では、ゲストを迎えるためにキャストが動き出します。
ツリー・オブ・ライフ −ディズニー・アニマルキングダム
ディズニー・アニマルキングダムのシンボルは「ツリー・オブ・ライフ」。
イマジニアが作り上げた人工の巨大な木で、幹は多様な生物の姿で構成されています。
ディズニー・アニマルキングダムからは、ツリー・オブ・ライフと、エクスペディション・エベレストの“夜明け”映像です。
実際の動物が住んでいるテーマパークですが、あえて動物が住むエリアは映さず、人工の木と山が朝を迎えていく風景を映しています。
とはいえ、鳥が飛んでいくことはあります。
動物の姿はなくとも、自然を讃えるパークに日が昇る様子は、『ライオン・キング』の「サークル・オブ・ライフ」のシーンのような壮大さを感じさせます。
スペースシップアース −EPCOT
EPCOTの“夜明け”は、シンボルの「スペースシップアース」を、エントランスやワールドショーケースなど複数の角度から映し、ワールドショーケースだけの映像もあります。
スペースシップアースは球体で、見た目はどの角度から見ても変わりません。
しかし、見る角度によって表情が変わって見えてしまうのがスペースシップアースの神々しさで、そこに時間経過による表情の変化も加わります。
夜は、見る角度によって変わるライトアップの色合い、月明かりとスペースシップアースの共演が見られます。
徐々に明るんでくる空とライトアップの色合いが重なり、スペースシップアース自身が太陽に溶け込むような時間帯。
そして、日の出を迎えると、銀色のスペースシップアースに太陽の光が当たり、また新たな色に輝きます。