例えば、海外では、知らない人でも目が合ったらニコッと笑い合えたり、人の前を通るときも、ちゃんとひと声かけて通ったり。そういうコミュニケーションの習慣って、日本ではあんまりないと思うんです。
そういうコミュニケーションの感覚が、自分は海外寄りなのかなって感じたりしました。
あと、やっぱり英語がしゃべりたくなりました。だから、これまでまったくと言っていいほど聞かなかった、洋楽を聴き始めました。
「英語は耳から覚えるといい」って聞いたからなんですが、もし、私が英語を覚えたら、日本を飛び出しちゃうと思う!
昔から色んな人に言われていたんです。「耳がいい」って。「真面目にやればすぐに覚えられるよ」って、英語がしゃべれる友だちや、ファンの人にもそう言われていて。
中国語に関しては、全然覚えられなかったんだけど(汗)
――英語がしゃべれたら、全世界どこでも行けますよね。アメリカやヨーロッパはもちろん、アジアだって英語でコミュニケーションできますし。
うちは家族の中にも英語をしゃべれる人がいないから、佐江がそんなすごいことをできちゃったら、家族はビビると思う(笑)
聞くところによると、上達への近道は「恋人を作ること」だって。相手を好きなら、その人のことを理解したいと思うから、きっと上達するだろうなあ。
でも、佐江の場合は、英語が分からなすぎて、何度も聞き返しちゃうだろうから、相手の方が疲れちゃうかも。
日本語も分かんないのに、英語なんてレベルが高すぎかな!? 私の勉強系のDNAはどこに行っちゃったの? どこかに落としてきてると思うッ!
――(笑)
でも、自分の中のすごい変化だと思うんです。
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